2012年5月26日 (土)

リアル・スティール

Real Steel
2011年/アメリカ (監)ショーン・レヴィ
(演)ヒュー・ジャックマン ダコタ・ダヨ エヴァン・ジェリン・リリー アンソニー・マッキー カール・ユーン ケビン・デュランド
☆☆☆★★★

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http://disney-studio.jp/movies/realsteel/

人間に代わって高性能のロボットたちが死闘を繰り広げるロボット格闘技の時代。チャーリー(H・ジャックマン)は元プロボクサーだったが、今ではロボットとともに場末の格闘場を巡業する毎日だが、彼のいい加減な性格が災いして何をやってもうまくいかない。

そんなある日、別れた元妻が亡くなり、11歳の息子マックスが現われる。養育権を妻の妹夫婦に売り渡したチャーリーは、最後の時間を息子と過ごす事になる。心を閉ざしたマックスだったが、ゴミ置き場でスクラップ同然の旧式ロボット“ATOM”を発見する。チャーリーとマックスは、ATOMを鍛えてロボット格闘技に挑むのだが…。

面白かった!作品の背景にある、ダメ親父のチャーリーと息子との心の交流ドラマがまず素晴らしい。マックスはロボット格闘技の大ファンだった事や、この親子が似た者同士だった事が、二人を結びつける事になるのだけれど、亡くなった元妻(母親)について、メソメソと語らない姿も良かった。

映画を見ていると、元妻はどんな女性だったか気になるけれど、マックスのラストのセリフ、「ママは最高にクールだったよ」という一言で十分。本当に大切に思ってる事を、人はそうベラベラ口にしないもの。

さて、メインとなるロボット格闘技のシーンは迫力十分で多いに楽しめました。やっぱ、これ劇場に行けば良かった~。やっぱり特撮ものはなるだけ劇場に行く様にしないとな~。

karaoke さて、熱い戦いを繰り広げるクールなロボット達を紹介しよう!

主人公のアトム。旧式でなおかつ練習用ロボットだが、そのために打たれ強い。シャドー機能がついていて人間と同じ動きが出来る。デザインはださいけど「なめてもらっては困るんだぜ?」

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チャーリーが最初に連れていたアンブッシュ。チャーリーがきちんと使わないから最初からボロボロ。牛にとどめをさされたぜ!あんまりな異種格闘技戦だぜ?

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マックスの親権を売り渡した金でチャーリーが次に購入したのがノイジー・ボーイ。日本で戦ってたので漢字が書かれてる。でも日本人なら「超悪男子」みたいなださいワードは書かないはずだぜ!場末の格闘場でミダスっていうロボにやられて一巻の終わり。チャーリーが首を売ったのでさらし首になっちまったぜ。

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アトムはゴミ捨て場から拾われ修理されてから、着々と力をつけついに晴れの舞台WRBの前座の試合に出る事となる。その時の対戦相手がツイン・シティーズ。頭がふたつあるんだぜ。結局アトムは勝利し、チャンピオンロボのゼウスとの決戦を迎える事となる。

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crown ゼウスは無敗の王者。設計者は天才プログラマーのタク・マシド。雑誌の「俺は神をクリエイトした」特集号だぜ!こんな画像(映画では使われてない)、私もよく探してくるもんだぜ?

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ゼウスは他のロボットとは比べ物にならないほど強かった。「僕・・もうダメかな?・・・」

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だけどアトムは決して戦いをあきらめる事はないのだ!「僕、負けないぞ!」

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皆さんも是非ご覧になってみて下さ~い。楽しめる事間違いないぜ?

2012年5月25日 (金)

銀嶺セレナーデ

Sun Valley Serenade
1941年/アメリカ (監)H・ブルース・ハンバーストン
(演)ソニア・ヘニー ジョン・ペイン ミルトン・バール グレン・ミラー ニコラス・ブラザース ドロシー・ダンドリッジ
☆☆☆★★

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リンクさせていただいてるボースンさんの記事で知った映画。モノクロ。

これはもう貴重な映画、本当~に貴重ですよ、皆さん!!shine

ストーリーは単純で馬鹿々しい。運良く人気歌手ヴィヴィアンの専属バンドになれたフィル・コリイ(G・ミラー)の楽団。ピアニストのテッド(J・ペイン=宝田明似)とヴィヴィアンは恋仲になる。そんなおり、あれこれあってノルウェーからの孤児を引き受ける事になってしまったテッドが、子供を迎えに行くとそこには若く美しい女性カレン(S・ヘニー)がいた。手違いから大人を受け入れてしまったのだが、カレンは人目でテッドに恋をしてしまう。

冬季スポーツリゾート場として有名なサン・バレーでの演奏のために出かけたコリイの楽団とヴィヴィアンを追ってカレンは彼らの後を追うのだったが・・・。

はっきり言ってストーリーはどうでも良いのです。(笑)サン・バレーが舞台になっているのは、ソニア・ヘニーの見せ場のため。初めて知ったのですが、彼女はノルウェイのフィギュア・スケーターで1928年、1932年、1936年の3回連続の金メダリストなんだそうです。ちょっとした美人でチャーミングなので、その後ハリウッドで何本かアイドル映画みたいなのに出てるんですよね。

↓現在から見ると技術面のレベルが低いのですが、このシーンは氷上が鏡の様になっていてとても美しいシーンでした。

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彼女のスキーやスケートのシーンも素敵で楽しめましたが、残念なのは物凄く強引なやり方で、テッドをものにするところ。これはひどいよな。そもそもテッドが信用できん。(笑)このパターンでいくつもりなら、ヴィヴィアンをもっと最低女に描かなきゃ~。

さて、この映画の最大の見どころは何と言っても、グレン・ミラー楽団が出ているところです。いやはや、こんな映像残してるとは思わなかった。この映画、作品としては最低レベルですが、こんな低レベル映画なのに、これほど幸せな気持ちで観賞出来た作品も久しぶりでした。惜しいよ!映画がもうちょと良ければもっと有名な作品として名を残したはずです!点数の☆のほとんどがグレン・ミラーへの点数。

「チャタヌガ・チューチュー」必見動画!

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http://www.youtube.com/watch?v=V2aj0zhXlLA


グレン・ミラーはこの映画の3年後、1944年にフランスへ慰問演奏に向かう途中、飛行機がドーバー海峡上で消息を絶ち、戦死として発表されます。このあたり、映画「グレン・ミラー物語」を未見の方は是非!超名作。

やっぱりグレン・ミラーのサウンドは素晴らしい。この映画での演奏を聴くだけでもこの映画は値千金です。もし機会がありましたら是非!

「イン・ザ・ムード」これも必見動画!
http://www.youtube.com/watch?v=aKb-qfwbZ2M

グレン・ミラーサウンドは永遠!

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2012年5月24日 (木)

翼よ、あれが倫敦の灯だ!

5月の大型連勤週間も明日でお終い!!あとひとふんばりです。sweat01

さて7月27日開会(サッカーだけ25日スタート)のロンドン・オリンピックまであと少しですね。このところオリンピックはスルーしてあんまり見てなかったのですが、今回は見てみようかな~。

第30回オリンピック競技大会(ロンドン)スケジュール表http://www.joc.or.jp/games/olympic/london/schedule.html

我が職場でもこじんまりとロンドンコーナーをつくってみました。ガイドブック系をもうちょっと充実させないと・・と思ってるところです。

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pencil おまけ 
私の最近のプチブーム、「漢字ナンクロ」。漢字の勉強にもなるし楽しいですよ。これは学研から出てる雑誌で~す。

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パズルおばさんです。happy02

2012年5月20日 (日)

十三人の刺客(1963)

1963年/日本 (監)工藤栄一
(演)片岡千恵蔵 内田良平 嵐寛寿郎 月形龍之介 藤純子 里見浩太郎 丹波哲郎 丘さとみ 西村晃 河原崎長一郎 山城新伍 
☆☆☆★★★

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先日見た三池崇史監督の「十三人の刺客」(2010年)がとても良かったので、早速オリジナルの1963年版もレンタルしてみました。ストーリーも登場人物もまったく同じです。モノクロです。

千恵蔵さん主演の50年近く前の作品と言う事もあり、昔ながらの様式美っぽい時代劇かな・・なんて思ってましたが、これはなかなか斬新な作品でした!恐らく当時の観客達はけっこう驚いたのではないかしら、これ?

お話の流れや、ストーリーの時間配分まで、ほぼ同じ。三池監督は、かなりの正確さでこれをリメイクしているのがわかりました。

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違っているのは何人かのキャラクターの人物表現。今回の松平斉韶はただの残酷な殿でした。三池作品の成功はこの殿のキャラクター造形を深くした事にあるのがわかりましたよ。 

千恵蔵さんはとっても雰囲気のある役者さんなので、主人公の島田新左衛門を難なくこなしているし、芯の強い飄々とした雰囲気はそのまま役所広司に受け継がれてます。

伊勢谷が演じた木賀小弥太は、この映画では山城新伍なのですが、ただの田舎の若者でつまんないキャラクター。これを山の民に変えたのも大成功だと思います。

今回一番良かったのは、斉韶の腹心の部下の鬼頭半兵衛を演じた内田良平ですね!ちょっと仲代っぽい雰囲気げ迫力がありました。それと、やっぱ丹波哲郎!老中・土井利位を演じてますが、若い頃の丹波哲郎ってホントに良いんですよね~。最近の方は「大霊界俳優」(笑)だと思ってるかもしれないけど違うんですよ!

ラストの討ち入りのシーンも迫力あって、新作にもひけをとらない見事さでした。モノクロなので見た眼の残酷性が少ないのも良いし、火をつけたCGの牛が走るとか、爆発シーンもなくその点はこっちの方がリアリズム度は高いです。

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新作とあれこれと比べながら楽しめた作品でした。

↓ これ予告編。

http://www.youtube.com/watch?v=q2StCwD4lPY

大秦帝国

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http://www.youtube.com/watch?v=U8tkza1Rb08

中国歴史ドラマ「大秦帝国」全5巻(ダイジェスト版)を見ました。

中国史上初の統一国家「秦」。統一の偉業を成し遂げた始皇帝よりさかのぼる事6代。秦は長く続いた内乱のため弱小国家になり下がり、当時の最大強国で隣国の「魏」から何度も攻められていた。

六国の君主の集まりにも招かれず衰退の一途を辿る中、王位についた第25代君主嬴渠梁(えいきょりょう)=孝公は、秦をたてなおすためにあまねく賢人を求める布告を出す。それに応じて魏からきた公孫鞅(こうそんおう)=商鞅とともに法家を採用し、抜本的な行政改革を行うのだった・・・。

↓孝公。「レッド・クリフ」で魯粛を演じた侯勇さんが演じてます。素敵ですよ!

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今読んでいる宮城谷昌光の「奇貨居くべし」の中で描かれている、秦の徹底した法治国家ぶりが凄いな~と思い、秦をこういう国につくりあげる事が出来た過程が知りたくて、このドラマをレンタルしてみました。

全51話あるのですが、DVDレンタルされているのは10時間程度?にまで短くしたダイジェスト版でした!途中で気がついてがっかりしたのですが、1話から強烈に面白くて全レンタル。やっぱ、春秋戦国は最高!

ドラマを見ながら思いましたが、この改革はちょっとやそっとの決心で為し得るものではありません。信賞必罰とはまさに「秦」の事っていう感じ。どれほど身分が低くても功績あるものは賞を与えられ、罪を犯したものは貴族であってもそれ逃れる事はできない・・っていうちょっと紀元前に信じられない様な社会システムです。

法はすべての人間に対して平等に施行される。皇太子(後の恵文王)も罪を犯したため、一時追放されてしまいました。

農奴を解放して、貴族の土地の一部を没収し彼らに与えたため、大きな混乱が起こりますが、孝公と商鞅は決してひるむ事なく改革を推し進め、富国強兵を推し進めていきます。

↓商鞅を演じるのは王志飛っていう俳優さん。彼がほぼ主役ですが彼もすごく良かった!

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かなりの力を蓄えた頃、秦は魏と開戦し大勝。失地を回復し孝公は都を雍から咸陽へ遷都します。これで中華統一への基盤づくりが出来たワケですね!

詳しくは省きますが、かなりの力技で秦を大国につくりかえてきた事、貴族への容赦ない刑罰を繰り返した事もあり、商鞅は多くの人間から怨まれていました。孝公が病死すると、彼は反対勢力からの攻撃を一斉に浴びてしまいます。他国からも怨まれていて逃げる事も出来なかった彼は、孝公が亡くなった年に車裂の刑で処刑されてしまいます。

うわ~ん、ひどい!ひどすぎる!ドラマでは自分の処刑が、「法治を完全なものにし、貴族の没落を推し進める。」と彼に言わせてましたけど。

↓ 処刑のシーンは美しくまとめてました。中国のドラマも最近は本当に垢ぬけてきましたね。

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ドラマの後、「史記」の「商君列伝」を読みましたが、商鞅は性質が残忍すぎたのですね。ドラマでもわりとドライな性格に描かれてましたが、あまりにもまわりの恨みを買いすぎた。ただ、始皇帝と同じでこの残忍さが国を強大なものにしたのでしょうか?

このドラマ、きちんと全話見たいよ~。調べたらチャンネル銀河で5月30日からテレビ放映がありますよ。良いな~。DVDきちんと出ないかな~?チャンネル銀河が視聴できる方は是非いかがでしょうか?ダイジェスト見た限りではこのドラマはかなりお勧めですよ!

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1話目のYoutube。オープニングがNHK大河みたいで気に行ってます。本編には中国語の字幕が入ってるのでわかるかな?と思ってちょっと見てみたのですが、やっぱムリだわ。(笑)
http://www.youtube.com/watch?v=ZtNpEP4Npu4&feature=related

2012年5月19日 (土)

ゴールデン・ウィークの展覧会

今年のゴールデン・ウィークは3日お休みをもらえたので、チケットをいただいていた展覧会に足を運んできました。運良く?どちらも悪天候で、会場がすいていたのでゆっくりと観賞できたのは最高でした!まとめて紹介させていただきます。

1 ユベール・ロベール-時間の庭

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国立西洋美術館で開催中の「ユベール・ロベールー時間の庭」展に行ってきました。
http://www.tokyo-np.co.jp/event/bi/robert/

ポンペイ等の古代遺跡の発掘に沸いていた18世紀、古代の風景と、日常の風景を想像力豊かに融合させて人気を博した、フランスの風景画家ユベール・ロベール。彼は「廃墟のロベール」として当時名声を築いた画家。

彼の名前を聞くのも、作品を見るのも初めてで興味深く観賞しました。

「廃墟」は最近もとてもブームで、廃墟写真集なんかもとても売れているので、てっきりその手の「人間の廃墟嗜好」の作品かと思っていたのですが違いました。

私的な感想ですが、これは古代文明への憧れがもとになったファンタジーなのだと思いました。産業革命を迎える以前のヨーロッパにとって、ローマ帝国の壮大で華麗な文化は越える事の出来ないありし日の栄光であり、人間がクリエイトできる芸術表現の極みのごとく映ったのではないでしょうか?

発掘された廃墟の状態のまま描かれ、自然の美しい情景と、描かれた当時の人々の日常生活の風景が溶け込んでいる様子は、まさにファンタジーだな~っと感じました。

とにかく初めて見るタイプの絵画だったので、とても刺激になった展覧会でした。大雨の日に見に行ったので、館内もすいていてゆっくりと説明を読みながら見てまわれたのもラッキーでした。

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会期は明日5月20日(日)まで!

2 ピラネージ「牢獄」展

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同じく国立西洋美術館の常設展内で開催中の「ピラネージ『牢獄』展」も見てきました。
http://www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/piranesi2012.html

ジョヴァンニ・バッティスタ・ピラネージは18世紀イタリアを代表する版画家。建築物をモチーフとした作品をたくさん残していて、この人の作品は建築家の方にも人気があるんですよね。

今回の展覧会は彼の著名な連作「牢獄」からの作品展。エッチングなので地味ですが、迫力は十分に伝わってきました。

名前の通り、牢獄が描かれているのですが、これはすべて想像の世界。拷問器具なども描かれかなりおどろおどろしい雰囲気。地上の地獄を描いた作品と言っていいのかも。ただし、人物は描かれていないので、余計にイマジネーションが広がります。

解説を読むと、この作品はその後も現在に至るまで、美術はもとより、建築や小説、さらには映画にも、刺激を与え続けているとの事で、何だかとっても納得でした。おそらくシド・ミードもギーガーもこの作品の影響下にあるのでは?・・なんて思わされました。

こちらも会期は明日5月20日(日)までです!

3 セザンヌーパリとプロヴァンス展

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こちらは、竜巻typhoonが起きた日に見に行ってきました。(笑)国立新美術館にて開催中の展覧会です。
http://cezanne.exhn.jp/

セザンヌはビッグネームなので解説は省きますが、彼だけの展覧会に行ったのは私は恐らくこれが初めてです。作品は、テーマ別に並べられ、画家としての彼の全貌を見る事のできるオーソドックスな展示でした。

東京でも雹がバラバラと降った後と言う事もあり、GW中のこの展覧会も奇跡的に混んでませんでした。やっぱ、美術展は悪天候の日に限る!

それまでセザンヌはそれほど好きな画家という気持ちがなかったのですが、会場に入った途端に目にとまった絵を見て「この色彩は大好きだ」と感じて楽しくなりました。

「砂糖壺、洋梨、青いカップ」初期の作品との事ですが、色合いもタッチも好きだ、これ。

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で、この展覧会は解説を一切見ないで絵だけ観賞する事に決めて、ゆっくりと見てまわりました。すいてるのでゆっくりと見られる。

上のポスターにも使われている「りんごとオレンジ」の絵の前では、やっぱりこれは大変な名作だな・・と見た瞬間に感じました。私はセザンヌは静物画が一番好きだな・・と思いました。

セザンヌのレ・ローヴのアトリエが場内に再現されていたのも興味深かった。彼の絵のモチーフとして有名なサント=ヴィクトワール山の近くにあるアトリエです。

会期は6月11日(月)までですよ!by セザンヌ

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2012年5月16日 (水)

想い出の曲 12 バードランドの子守唄

さて連勤中。記事がちゃんとつくれるのはまたまた週末になりそうです。sweat01

今、職場のBGMでサラ・ヴォーンの"Lullaby Of Birdland"が流れてるのですが、この曲、クールな上にメロディーが美しくて大好き!

マイ・フェイバリットなスタンダード・ナンバーです。

note これがサラ・ヴォーンのバードランド。
http://www.youtube.com/watch?v=LsYhFFwyD00&feature=related

note 一番好きなのはクリス・コナーっていう女性歌手のバージョンで私はこのアルバムは何度も何度も聴きました。LPもCDも持ってます。

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http://www.youtube.com/watch?v=HauOcqSFjnE&feature=related


さてこの「バードランドの子守唄」は、イギリスの盲目のジャズピアニスト、ジョージ・シェアリング作曲です。彼の演奏するアルバムは、昔、父親がよく聴いてました。胸がズキンとするほど懐かしいです。父親が持っていたLPのデザインは見つからなかった・・。残念。

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http://www.youtube.com/watch?v=qNSxiLnJSVQ

バードランドはNYにあるジャズ・クラブの名前。チャーリー・パーカーのニックネームのバードからつけられたのだそうです。は~、行ってみたい。お酒飲みたい。

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http://www.birdlandjazz.com/

2012年5月13日 (日)

処刑人II

The Boondock Saints II: All Saintsday
2009年/アメリカ (監)トロイ・ダフィー
(演)ショーン・パトリック・フラナリー ノーマン・リーダス クリフトン・コリンズ・Jr. ジュリー・ベンツ ピーター・フォンダ ビリー・コノリー 
☆☆☆★★

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先日記事にさせていただいた「処刑人」が面白かったので、続編をお借りして観賞。前作から10年。カルト人気の高かったこの作品のファンの要望に応えての続編だそうです。前作のスタッフ、キャストが再結成され、兄弟と父親の新たな戦いが描かれます。

↓1作目の記事はこちらから。
http://gomitsu.cocolog-nifty.com/blog/2012/04/post-b177.html

マクナマス兄弟と父親のノアは、前作でイタリアン・マフィアのボスを殺して逃亡。アイルランドでひっそりと暮らしていたが、兄弟の知人であるボストンの神父が殺害されたとの連絡を受ける。

殺し方は兄弟の手口。彼らを呼び寄せるメッセージである事を察した2人は、神父の敵をうつためにボストンへと向かう事を決めるのだった・・・。

1作目よりも、お話が複雑になり、父親のノアの若かりし頃のエピソードや、警察サイドのキャラクター達にも見せ場を多くしているので、物語としての楽しさが増えたものの、作品自体の持つ新鮮さや、パンチ力なんかは失われた感じはします。

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でも私は今回の続編もなかなか気に入りました。1作目から10年というキャリアを監督が積んだ事もあるのでしょうが、ただただ銃を撃ちまくっていた1作目に比べると、銃撃戦も見せ場としての工夫がされていたし、人物像にも深みが与えられています。ちょっと「ゴッドファーザー」テイストなところもあり。

1作目のW・デフォーに代わって登場の女性FBI捜査官(ジュリー・ベンツ)のキャラクターもけっこう気に入りました。彼女が捜査をしていくシーンには、スタイリッシュな映像も多用されてて楽しめます。

私はこういうシーンが好き!
http://www.youtube.com/watch?v=DShtJJsBZc4&feature=related

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現代の日本と同じく、草食動物化している男性へのマッチョなメッセージも描かれてます。

この「処刑人」シリーズ、スタイリッシュなバイオレンス映画として、なかなかの作品だと思いました。前に比較してみたタランティーノやガイ・リッチーよりも体育会系で、作品が伝えたいメッセージはストレートです。今回の続編で、ダフィー監督の作家性がよくわかったのも収穫でした。

ピーター・フォンダが出てるのですが、老齢をむかえて凄く良くなった!雰囲気あります。

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2012年5月12日 (土)

王朝の陰謀 判事ディーと人体発火怪奇事件

狄仁傑之通天帝國
2010年/中国・香港 (監)ツイ・ハーク
(演)アンディ・ラウ リー・ビンビン ダン・チャオ レオン・カーフェイ カリーナ・ラウ
☆☆☆★★

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http://www.dee-movie.com/

この映画、全然知らなかったのですが、先日「新・少林寺」の事をツイートしたら、この映画の公式HPからフォローされて(笑)存在を知りました。東京では新宿での単館上映ですが、最終回が8時頃だったので、早番の日にいそいそと新宿まで出かけてきました!

だって「謎の人体発火事件の謎を究明する、唐王朝のシャーロック・ホームズ、狄仁傑!」みたいな内容ですからね。(笑)主演はアンディだし絶対に見る!しかもツイ・ハークの久々の大型作品です!

唐王朝の時代。洛陽の都では天にも届く巨大な仏塔・通天仏の建立が進んでいる。それが完成する日、則天武后による中国史上初となる女帝が誕生することになっていた。その記念すべき日を前に、都では奇怪な殺人事件が頻発していた。それは突然人体が炎を発し、焼き尽くされるというもの。国師からのお告げを聞いた武后は、8年間投獄されているディー・レンチェ(アンディ)を牢獄から呼び戻し、事件解決に当たらせることにする。

Spontaneous Combustion!! X-ファイルか!?

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ディーが飼っていた小鳥までなぜか燃えてしまった。weep 何故!?ディーとともに捜査にあたるのは、アルビノの司法官ドンライ(ダン・チャオ)と、則天武后の側近のチンアル(リー・ビンビン)

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謎解きものなので、詳しいストーリーには触れませんが、香港映画らしい大げさな娯楽作品に仕上がっていて私は大いに楽しめました。ツイ・ハークお得意のワイアーアクションも満載です。

この作品が良かったのは、まず則天武后をただの残虐な女性として描いていない事でした。彼女は女性であるが故にまわりから憎まれていきますが、これが男性だったら名君として名を残したのではないかしら?その後の唐王朝が続いたのは彼女のおかげな気がします。

則天武后を演じるのはカリーナ・ラウ。トニー・レオンの奥さんです。

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さて一番の収穫はディー・レンチェ(狄仁傑)っていう人の事を知った事です。Wiki見てみると凄い人なんですよ。則天武后が唐王朝をもとの血族に戻したのも彼の諌言によるみたいで、このエピソードが本当なら則天武后はなかなかの人物だったのだと思わされました。

これWikiの記事。朱元璋の時の劉伯温の時以上に驚いた!
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8B%84%E4%BB%81%E5%82%91

でもって、オランダの作家ロバート・ファン・ヒューリックによって、ディー判事シリーズっていうミステリー小説シリーズが出てるのも知りました。ヒューリックはもともと外交官で中国学者だったんだそうです。邦訳は一部まだ早川書房から刊行中。早速、前回の記事でもご紹介した「五色の雲」っていうのを買ってみました。読むのが楽しみです!!

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2012年5月11日 (金)

本のヤケ買い

本のヤケ買い
本のヤケ買い
本のヤケ買い
ゴールデンウィーク明けの連勤中。記事が作れるのは週末になりそうです。そろそろ足が痛くなって来た。(;_;)

ストレス解消とばかりにお金もないのに本のヤケ買いをしちゃいました。いつ読めるかしらん?

中島敦全集全3巻。ちくま文庫。前から欲しかった。(*^^*)

井上靖・司馬遼太郎「西域をゆく」対談集。文春文庫、宮崎先生の「論語」!岩波現代文庫。

私の癒しの一冊。中島義道「人生に生きる価値はない」新潮文庫。そしてヒュ―リックの「五色の雲」ハヤカワ。ディー判事シリーズ。これは近々に関連記事作ります!!

さて明日も頑張ろう。(^^)

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