Merry Christmas!

クリスマス・イブは楽しくお過ごしですか?xmas

ここ数日は、本のプレゼント包装と、図書カードの贈り物用包装で、てんやわんやの日々でした。

もう、私、はっきり言ってプレゼント包装マイスターです。(笑)

今日がイブなので、本の包装はピークだったと思いますが、図書カードはまだまだお年玉使用が続きそうです。

テンパった日々でしたが、クリスマスのプレゼントに本を選んで下さる方々は、書店にとって本当に大切なお客様です。

デザインの本、画集、絵本、はたまた芸能人の写真集、動物の写真集や、風景の写真集・・・。それぞれ、みなさん贈ってあげる方への気持ちをこめて選書なさったんだろうと思います。bookshine

「本の贈り物ってステキだな~」

売りまくった図書カードは、本の購入に還元されてきます!願わくば我が職場への還元を期待したいです。(笑)

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今年もあと1週間ですね。

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蒼天航路

蒼天航路 全18巻
王欣太(King Gonta)  著 / 李學仁(イ・ハギン) 原案
講談社漫画文庫
☆☆☆☆

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テレビアニメにもなっていたので、ず~っと気になっていたのですが、思い切って1巻目を購入。実のところ、劇画調のイラストと、なかなかにえぐい描写が多くて、最初はやっぱり読むのやめようかな・・などと思っていたのですが、孔明様がどういう風に登場するのかどうしても知りたくて、一気に全巻購入してしまいました。

結論。物凄く面白かったです。(笑)

このマンガは、三国志の物語を曹操を主人公に描いた作品。結局、三国志世界の中では、曹操が圧倒的に凄い人物だったんだよね~という、わかりきっている事をこれでもかと納得させられる作品でした。戦、政治、芸術、あらゆる事に精通しているマルチタレント。私、このマンガでけっこう、魏の武将や軍師にくわしくなりました。

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呂布。

曹操のパワーが凄いので、人情家で軽~い感じの劉備が登場すると、ほっと一息つけます。(笑)この人すぐへたれるし。(笑) 「泣き虫弱虫諸葛孔明」の中でも、酒井氏が語っていた様に、劉備軍と言うのは、任侠集団なんですよね。私は、「泣弱孔明」の中でも感じた様に、劉備はやっぱロックスターだな~って思いました。戦はまったく弱いのに、民や臣下からの慕われる方は尋常じゃない。東京ドーム位の観衆が全員総立ち!っていう雰囲気で、さすがは「三国志」の主人公だな~と感心。

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関羽。

一応「正史」をもとに脚色された作品で、演義とはストーリーの流れが異なります。蜀軍に関するエピソードは「泣弱孔明」の中の描写とそっくりなので、残された記録をもとに再現するときっとこうなるのかな~と思いました。

さて、問題の孔明様ですが、けっこうリアルな描写の英雄物語の中で、彼だけもの凄く怪しい人物になってしまってます!「ひ~!」って叫びたい位です。(笑)もうはっきり言って変態です。カラー画像がどうしても見つからなかったので、マンガの中の1シーンを。

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劉備との最初の出会いのシーン。劉備達は、この前に変態行為を見せられてます。(笑)

あれこれあって、後半からは従来の孔明モードになるのですが、やっぱりこのキャラクターはたまらんですよ。shine孔明登場の巻を読んだ夜は、私夢にまで見てしまいました。やっぱ、孔明様って最高!(笑)清廉に描かれていようが、変質者だろうが、変態だろうが、そんな事に左右される人物じゃないんですよ~~~。shine

最後に、曹操と孔明を除けば、私の最もお気に入りの人物は夏侯惇(かこうとん)です!隻眼の将軍。孝行グルメ(親からもらったものだからと、とれた自分の目玉を食べた。)これは読んでいただければ納得だと思いますよ。このマンガの人気投票をすれば、かなりの上位にくると思います。

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夏侯惇。この人、最高です。heart01

作者の王欣太氏が「モーニング」誌上で、1994年~2005年まで10年以上かけて描き上げた大作です。文句なしに素晴らしいマンガ作品でした。通常コミック版は36巻、私が購入した文庫版は18巻です。イメージでも使わせてもらっている極厚版っていうのも全12巻で出ています。

実は、勢いにのって横山光輝の「三国志」も全巻大人買いしてしまいました。正月にゆっくり読もうと思ってます。今度はちゃんとした、麗しの孔明様に会える!私って、ホントしつこいでしょう~。(笑)

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年末雑記 2009

12月に入って、公私ともに忙しく、なかなか記事をつくる時間がとれないので、最近のあれこれを幾つかまとめてみました。

1 純英国パブ ライジング・サン
http://www.thesun.jp/index.htm

友人との忘年会で四谷にある純英国パブ「ライジング・サン」というお店に行ってきました。ビルの2階にあり、それほど広いお店ではないのですが、気取らない雰囲気のお店で、気軽に食事やお酒を楽しむ事が出来るアットホームなお店でした。お店の人も親切です。

まずはギネスで乾杯。その後はスコッチ・ウィスキーでも飲みたいところだったのですが、最近お酒に弱く翌日も仕事なので、無難にワインを頼みました。金曜日だったので、私達が帰る頃にはお店も満席に。外国人のお客さんも多かったですが、けっこうみなさん常連さんみたいでした。早い時間、週のはじめ頃なら予約なしでも入れそうですよ。

フィッシャーマンズパイ

Fisherman

自家製グリルドソーセージ盛り合わせ

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2 魔性の難問 リーマン予想・天才たちの闘い
http://www.nhk.or.jp/special/onair/091115.html

NHKスペシャル。職場の上司が「面白かった!」と大騒ぎしていたので、私も再放送を見てみました。

ドイツの数学者リーマンによって150年前に発表された、数学史上最大の難問「リーマン予想」。これは素数の背景にある秩序を探し出し、その規則性を明かにするための問題。

一見無秩序でバラバラな数列にしか見えない素数。規則性がまったく見えないため、現代ではクレジットカード番号、銀行口座等の通信暗号として使われている。そのため、もしこの問題が明らかにされれば、社会全体がとんでもない影響を受ける。

リーマン予想には、これまでにも多くの天才数学者が挑んでは、その数学者生命を破たんさせてきており、「魔性の問題」と呼ばれている。有名なのは映画「ビューティフルマインド」の主人公ジョン・ナッシュ(ラッセル・クロウが演じた)。彼はこの問題に入れ込むあまり、精神を病んでしまう。(80歳をすぎてまだご健在。番組のインタビューにも答えてました。)

とある数式にこの予想を当てはめると、π(円周率)が現れること、電子の無秩序な動きのデータが、リーマン予想からはじき出された数字と酷似している事などが、現在ではわかってきており、この謎が解ければ宇宙全体の物理法則の謎の解明にもつながる大発見になる可能性があるそうです。

「創造主の暗号」とも呼ばれる素数の謎。いつかは解明される日がくるのでしょうか。知的興奮に溢れた(初心者向けに簡単に説明された)良い番組でした。

ベルンハルト・リーマン

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3 英語教材新刊説明会

英語教材を出版している大手出版社(外資)の新刊説明会に行ってきました。たまたまその日がお休みだったので参加出来ました。

語学教材の担当になってはじめての新刊説明会。しかもメジャーな版元さんの合同説明会だったので、長丁場ではありましたが、時間がなかなかとれない身にとってはとても助かりました。

洋書小売は年々、厳しくなっていますが、語学教材はクラスでまとまった数を使う事や、レベル別のコースになっている事もあって、ネット書店にけっこう対抗できる分野です。教える側としても現物を見ないと購入を決定できない性格もあるので、お店でもこれから力を入れていく価値のある分野だと思っています。

新刊のお話がうかがえた事も良かったのですが、やはり同業者の人達と顔をあわせる事が出来るのも良いんですよね。で、お酒もお食事もただなので(笑)、その後の懇親会にも出席してきました。私もわりと引っ込みじあんな方なので、まずはお酒で勢いをつけて参加。(笑)

洋書業界は、ホントにせまい業界です。これだけ苦しくなってきている今、版元、輸入業者、小売が協力していく必要がある事を常々感じています。今後もこういう集まりには出来るだけ参加していきたいと思いました。

今回参加の出版社のホームページです。教材を探されているなら是非!

オックスフォード大学出版局
http://www.oupjapan.co.jp/

マクミラン・ランゲージハウス
http://www.mlh.co.jp/teacher/

ピアソン・ロングマン
http://www.longmanjapan.com/index_j.html

センゲージラーニング
http://www.cengage.jp/

ケンブリッジ大学出版局の日本語サイトはまだ出来ていませんので、1つ書籍をご紹介。文法関係のタイトルでは圧倒的に売れている名著です。

Grammer In Use Series
(マーフィーの英文法シリーズ)

イギリス英語3レベル、アメリカ英語2レベル出ています。詳しくは書店にて!

Grammer In Use Intermediate (アメリカ英語)
今年、新しい3版が出ました。売れてます!!

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4 小売店の元日営業

今日(12月19日)の日経新聞の記事より。

「小売店の元日営業、なぜ縮小?」

このところ元日の営業をとりやめる小売店が増えてきているらしい。このところの売上不振で、人件費等のコストが、採算にあわなくなってきているからだ。これは小売店なら、どこでも実感している事だろうと思う。

売上不振をカバーするために、小売店は人員を減らし、休日を減らし、営業時間を延ばしてきた。ここに至って、その策も限界にきたという事なのだろうか。

新聞の記事では、「元日営業をやめる背景には、顧客度満足アップのためには、従業員の満足度を向上させる必要があるという考えもあるそうだ」とありましたが、それも大いに一理あると思います。

これだけ通販が拡大している今、わざわざお店に来る顧客が満足できる店づくりと商品知識の向上は不可欠だと思う。いれかわりたちかわりしてしまうバイトさんが主流の店では、お客さんも問い合わせる気力すらなくしてしまうと思う。私も他の書店ではめったに店員には聞きません。検索機の方がず~っとましだもの。

特に書店は、(洋書をのぞいて)基本的に安売りが出来ないのだから、余計に品揃えや、店員の質の向上への努力は急務だと思っています。

それと個人的には、お正月にはどこのお店も閉まってしまい、閑散と静かだった昔のたたずまいが懐かしい。精神的に豊か正月だったな~・・って今になると思うし、だからこそ大晦日の店員さんの威勢の良いがんばりが風物だったんだよね・・などと、つらつら思う年末なのでした。

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あと半月!がんばりましょう~。

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ウェンディーズが日本撤退!

昨日、ニフティニュースで知りました。
http://news.nifty.com/cs/topics/detail/091214217030/1.htm

今月31日をもって、「ウェンディーズ」は日本から撤退するそうです。fastfoodsweat01

私の通っているスポーツ・クラブの近くにウェンディーズがある事もあり、わりとよく利用していたので、何だかさびしいな~。

ウェンディーズが日本に進出したのが1980年。銀座店が第一号店。当時、私は最もよく映画を見ていた時期なので、ウェンディーズのハンバーガーもよく買っては映画館で食べました。懐かしいな~。それとここのメニューではチリが大好きなんですよね。他のお店にはないメニューなのでそれも残念です。

ところでもうすぐ閉店という事もあり、2007年に発売して話題になった「スーパーメガウェンディーズ」を急遽21日から販売するそうです。食べたいけど、駆け込み客が凄い事になってるらしいので、ムリかな・・。

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ニュースをくわしく読むと、米ウェンディーズとしては、提携先を変えてまた日本に出店したい意向はある様です。またそのうち、ウェンディーちゃんが姿を見せてくれるかもね。

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余談ですが、私が一番好きなバーガーは「ファーストキッチン」のベーコンエッグバーガーです。「ファーストキッチン」はサントリーがやってる会社だからなくならないよね・・。coldsweats01

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映画遺産200 外国映画篇

「オールタイム・ベスト 映画遺産200 外国映画篇」
キネマ旬報社  ISBN 9784873766966

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外国映画篇です。キネマ旬報社の「映画ベスト200」特集は10年に一度の間隔で行われている様です。不動の名作も多いのですが、今回のベストを見て、時代は移ったな~という感を抱かされました。

今回のベスト10は以下の通りです。(映画人・文化人からの投票分です。)

1 「ゴッドファーザー」(F・F.コッポラ)
2 「ウエスト・サイド物語」(ロバート・ワイズ)
3 「タクシー・ドライバー」(マーチン・スコセッシ)
4 「第三の男」(キャロル・リード)
5 「勝手にしやがれ」(J・L・ゴダール)
5 「ワイルドバンチ」(サム・ペキンパー)
7 「2001年宇宙の旅」(S・キューブリック)
8 「ローマの休日」(W・ワイラー)
8 「ブレードランナー」(リドリー・スコット)

この後、同点10位が9本もあります。
「駅馬車」(フォード)「天井桟敷の人々」(カルネ)「道」(フェリーニ)「めまい」(ヒッチコック)「アラビアのロレンス」(リーン)「暗殺の森」(ベルトルッチ)「地獄の黙示録」(コッポラ)「エル・スール」(エリセ)「グラン・トリノ」(イーストウッド)

「ゴッドファーザー」が1位とは!!私も名作だとは思っていますが、よもやベスト200の1位になるなんて・・とびっくりしてしまいました。「タクシー・ドライバー」や「ブレードランナー」が上位にきている事から、70年代~80年代に映画を夢中で見ていた世代が、投票する人間のコアになってきているんだな~というのを感じました。それとイーストウッドの新作「グラン・トリノ」がベスト10入りしているのも驚きでした。私も早く見なくっちゃな~。あと、10位までで未見なのは「暗殺の森」と「エル・スール」。BSでの放送をお願いします!!(レンタルには絶対にないよ)

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( )内の順位は読者からの投票の順位です。

1位 「第三の男」(キャロル・リード)
(読者投票は1位!でした)

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この映画を見て以来ず~っと私にとっては不動の1位です。映画という芸術が到達できる完璧な形。他に説明のしようがないです。

有名なラストシーンをYouTubeで見つけました。ああ、これまた完璧なラストシーンだよ~。(涙)まだ若くて渋いトレバー・ハワードも出てるので見て~~~!!!

http://www.youtube.com/watch?v=UnrYBq0SONI&NR=1

2位 「アラビアのロレンス」(デビッド・リーン)
(読者投票は5位)

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D・リーン監督の作品はすべてランクインさせたい位好きですが、やっぱり「ロレンス」が圧倒的です。私、劇場で見た事がないのよ~、これ。大画面で見たら映像の美しさと迫力に失神しそうだわ。

3位 「未知との遭遇」(スピルバーグ)
(雑誌内23位)

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公開時、劇場に見に行き、帰りは頭が真っ白だった私。これほどのSF作品に出会える時代に生まれた事を神に感謝したい位でした。映画の興奮、ここに極まれり!1977年には「スターウォーズ」も公開になった。凄い年だったんだな~。

4位 「ベン・ハー」(ウィリアム・ワイラー)
(雑誌内37位)

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ビスコンティや、ベルイマン等ヨーロッパ組の名作やチャップリンの作品も幾つか頭に浮かんだのですが、ここはやっぱり若かった頃に胸を躍らせた作品中心にする事に決めました。「ベン・ハー」は史劇映画としては最高の作品です。ワイラーの作品としても「ローマの休日」より、私はやはりこっちなのです。

5位 「タワーリング・インフェルノ」(ジョン・ギラーミン)
(雑誌内110位)

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これは私が本格的に映画ファンになるきっかけとなった映画で記念碑的な意味を込めて。1974年、父親に連れられて見に行った。スティーブ・マックイーンに夢中になり、映画雑誌を背伸びして買い始め、この映画に出ている役者さんの映画をおっかけはじめたのがきっかけです。DVD持ってて今でもたまに見ますが、パニック映画の傑作ですよ。

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外国映画監督ベスト3

1位 デビッド・リーン
2位 スティーブン・スピルバーグ
3位 チャールズ・チャップリン

外国映画男優ベスト3

1位 ポール・ニューマン
2位 ゲイリー・クーパー
3位 ロバート・デ・ニーロ

外国映画女優ベスト3

1位 ブリジッド・バルドー
2位 ケイト・ブランシェット
3位 クラウディア・カルディナーレ

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バルドー。私のミューズです。

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映画遺産200 日本映画篇

キネマ旬報社より、創刊90周年を記念したムックが発売になりました。

「オールタイム・ベスト 映画遺産200 日本映画篇」
キネマ旬報社  ISBN 9784873766959

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映画人・文化人・読者からの投票で決まった日本映画ベスト200を紹介する中味の濃い内容で、ひとしきり楽しく読みました。
映画人・文化人の投票からのベスト10と、読者の投票からのベスト200で構成されています。

そのうちベスト10(映画人・文化人投票分)は以下の通りです。

1  東京物語 (小津安二郎)
2  七人の侍 (黒澤明)
3  浮雲 (成瀬巳喜男)
4  幕末太陽傳 (川島雄三)
5  仁義なき戦い (深作欣二)
6  二十四の瞳 (木下恵介)
7  羅生門  (黒澤明)
7  丹下左膳餘話 百萬両の壺(山中貞雄)
7  太陽を盗んだ男 (長谷川和彦)
7  家族ゲーム (森田芳光)
10 野良犬 (黒澤明)
10 台風クラブ (相米慎二)

私、5位の「仁義なき戦い」を見てないんですよね~。一刻も早く見なくては・・と思っているところです。この中だと、後は「太陽を盗んだ男」と「台風クラブ」が未見。早速、見てみよう!

古い作品が多いのは、投票している人の年齢が高いせいもあるとは思うのですが、実質的に昔の日本映画の方が良い作品が多いせいもあるんですよね。貧しかった時代の方が、世界に誇れる様な作品を作れていたっていう事が、なんだか皮肉な感じがします。今は、日本が世界に誇れるのはアニメだけだもん・・・。

私も日本映画のベスト5を選んでみました~。( )内のランクは読者投票の順位です。

ごみつチョイス日本映画ベスト5shine

1位 「椿三十郎」(黒澤明)
(この雑誌では61位でした)

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好きに選んでると、黒澤と小津作品だけになっちゃうので黒澤作品を代表して!

2位 「晩春」(小津安二郎)
(雑誌内 42位)

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小津作品を代表して。この映画の中の原節子ほど美しい女性を、私は往年のハリウッド映画の中でも見た事がない。「哀愁」のビビアンくらいだな~。

3位 「カルメン故郷にかえる」(木下恵介)
(雑誌内 142位)

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日本映画初のカラー作品なのですが、こんなに楽しい作品だとは思わず超ビックリした作品です。高峰秀子がホント泣けるくらい良いです!ストリッパーの役です。

4位 「男はつらいよ」1作目 (山田洋次)
(雑誌内 32位)

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山田監督は、大好きな監督の上位にくる人。「男はつらいよ」シリーズは、おいちゃんが森川信だった8作目までが大好き!特にこの1作目のはつらつとした渥美清の寅次郎を堪能していただきたい!

5位 「風の谷のナウシカ」(宮崎駿)
(雑誌内 13位)

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この特集でアニメ作品のトップは12位の「ルパン三世 カリオストロの城」でした。他にも名作はいっぱいあるのでどうしようかと迷いましたが、とにかく私はこの作品が大好きで何度も何度も見ているので、やっぱりチョイスしました。

1位、2位は、恐らく生涯にわたって不動だと思うけど、それを上まわる様な日本映画に出会えたら幸せだろうな~。

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日本映画監督ベスト3
1位 黒澤明
2位 小津安二郎
3位 成瀬巳喜男(か、山田洋次・・・。)

日本映画男優ベスト3
1位 三船敏郎
2位 市川雷蔵
3位 渥美清 か 森雅之 (決められない!)

日本映画女優ベスト3
1位 原節子
2位 高峰秀子
3位 杉村春子

10日に同じ特集の外国映画篇が発売になります!ごみつチョイス外国映画篇もカミング・スーンです。(笑)

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さくらん

2007年/日本 (監)蜷川実花
(演)土屋アンナ 椎名桔平 成宮寛貴 木村佳乃
菅野美穂 永瀬正敏 石橋蓮司 夏木マリ 安藤政信
☆☆☆★★

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http://sakuran-themovie.com/

安野モヨコの同名コミックの映画化作品。人気写真家の蜷川実花の初監督作品です。

蜷川実花の写真集は、色彩がダイナミックに美しく、今とっても注目されているフォトグラファー。写真集もたくさん出ています。映画を見るまでは、多分「色彩感覚中心で、あんまり中味のない作品なんだろうな・・」なんて思いながら見始めたのですが、これはなかなかの作品でした!

まずはもちろん、彼女ならではの色彩が映像に溢れているのも魅力的なのですが、とにかくお話に骨があるのが気に入った!遊郭に生きる者達、遊びにくる男達のドラマが、きちんと描かれていて、昔見た五社英雄監督の「吉原炎上」や「陽暉楼」よりも、心に入り込んでる作品でした。

これはやっぱり脚本(タナダユキ)も監督も女性だからなんだろうな~。音楽も椎名林檎だし。しかし、初監督でこれだけの作品が撮れるとは、やっぱり演出家である父親の蜷川幸雄の血をひいてるのかしら。

吉原遊郭を舞台に、自らの生き方を貫こうとする一人の型破りな遊女のエネルギッシュな生き方を描いた作品なのですが、主演のきよ葉を演じた土屋アンナが本当にはまり役です。

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花魁役の菅野美穂、木村佳乃も、いつもとは違った役どころを体当たりで演じていて良かったし、きよ葉をとりまく男性陣も好演です。

とにかくこの作品、極彩色に彩られた、けっこうロケン・ロール(笑)な青春映画。口で説明するのが難しいので、興味がありましたら是非ご覧になってみて下さいませ!

きよ葉の花魁道中。

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美術は一見の価値ありです。

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ヨハンのチーズケーキ

リンクさせていただいている「セレンディピティ」さんの記事を読ませていただいて以来、ずっと食べたいと思っていた中目黒にある「ヨハン」のチーズケーキをやっといただく事が出来ました~。

私があまりに食べたいと騒ぐので(笑)、友人が我が家へ遊びに寄ってくれた時に買ってきてくれたのです。

4種類すべて買ってきてくれました。4役そろい踏みです。

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種類は定番の「ナチュラル」、甘みをまろやかにした「メロー」, 酸味のある「サワーソフト」と「ブルーベリー」。

やっぱり一番チーズケーキ本来の味に近い「ナチュラル」がお勧めですが、好みとしては私は「サワーソフト」が気に入りました。

こちらのケーキは、無着色、無香料、無水、保存料を使用せず、無添加の安全食品である事と、伝統的なチーズケーキの味を再現している事がセールスポイントです。

タルトっぽくまわりがクッキーになっていて、1ピースでもけっこうボリュームがあります。素朴な味わいがとっても嬉しいチーズケーキでした。

やっぱ、チーズケーキって最高~~。heart04

ヨハン・チーズケーキ 洋菓子
〒153-0051 東京都目黒区上目黒1丁目18ー15
03-3793-3503

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11月に見た映画

いよいよ師走ですね!
本当に1年なんてあっという間。12月は、年末商戦で、最も商品が売れる時期です。

私の担当する輸入カレンダーの販売も大詰めを迎えました。クリスマス・プレゼント向けのビジュアル商品の陳列にも力を入れなくてはいけない時期!あと、1ケ月、どの業種の方も繁忙になるかと思いますが、がんばっていきましょうね!

「スタンドアップ」
The North Country
2005年/アメリカ (監)ニキ・カーロ
(演)シャリーズ・セロン フランシス・マクドーマンド ショーン・ビーン シシー・スペイセク
☆☆☆★★

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全米で最初にセクシャルハラスメント訴訟に勝った実在の女性をモデルに映画化ドラマ。女手一つで2人の子どもを育てるために、給料の良い鉱山労働者として働くが、そこで女性達は信じられない様な嫌がらせを男性労働者から受け続ける。

上司や経営者、同じ職場で働く父親や労働組合からも協力を得られず、シャリーズは知り合いの弁護士とともに訴訟を起こす。彼女の長男は高校の時に教師からレイプされ出来てしまった子供、夫は暴力男。男性からのひどい仕打ちをこれでもかと受け続けてきた人生が壮絶であり、そういう今までの自分の人生と決別するために戦いを決意する彼女の姿に圧倒される作品でした。

父親に続き、協力を拒んでいた女性労働者達、心ある男性の同僚達が次々と、立ちあがってくれるラストのあたりは涙がとまらなかったです。けれんみのないストレートな作品です。

「モナリザ・スマイル」
Mona Lisa Smile
2003年/アメリカ (監)マイク・ニューウェル
(演)ジュリア・ロバーツ キルステン・ダンスト マギー・ギレンホール ジュリア・スタイルズ 
☆☆☆★★

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1950年代のアメリカ。保守的な名門女子大学にやってきた進歩的な女性教師が、伝統を重んじる生徒や学校関係者との摩擦を繰り返しながらも女性の自立と自由な精神を説き続け、少しずつ学園に変化をもたらしていく姿を描いたドラマ。

けっこう期待して見てみたのですが、主人公の教師を演じるジュリア・ロバーツのキャラクターにあまり共感出来ず残念な作品でした。何だか、おしつけがましいのよね。男を見る目がないのも「何だかな・・」だし。第一、この作品、ちゃんとした男性が出てこない。これってちょっと女性映画としてはずるくない?

ただし、生徒達を演じるキルステン、ジュリア・スタイルズ、マギー・ギレンホール達がとってもはつらつとしたステキな演技を見せてくれます。それだけでもこの作品、見て良かったと思いました。

「M:I-2」
M:I-2 Mission Impossible 2
2000年/アメリカ (監)ジョン・ウー
(演)トム・クルーズ ダグレイ・スコット タンディ・ニュートン アンソニー・ホプキンス
☆☆☆★

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やっぱり、基本的に私はジョン・ウー作品が苦手だ。これの1作目は、ストーリー的に許し難い内容だったが映画的にはそこそこでした。でもこれはダメ映画。もう「スパイ大作戦」とは関係ないものになってしまってる。なんで、トムの恋愛をメインにもってこないとならないワケ?安っぽいよ。ラストも爽快感なし。悪役のダグレイ・スコットがなかなか良かったです。

「トランスフォーマー」
Transformers
2007年/アメリカ (監)マイケル・ベイ
(演)シャイア・ラブーフ ミーガン・フォックス ジョン・ヴォイト  ジョン・タトゥーロ
☆☆☆★

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これって1980年代につくられた日米合作のアニメがオリジナルなんですね。あらゆるテクノロジー機器に姿を変えられ“トランスフォーム”(変身)する金属生命体が地球に現れ、人類の存続に脅威をもたらす。

金属生命体達が、車や戦闘機などにトランスフォームするのも楽しいし、決して嫌いな作品ではないけれど、あいかわらずの「アメリカ最高!」的なノー天気さ加減にうんざりする作品の1本。もうちょい謙虚になれんもんなのか・・。そうすればちょっとでも作品に深みが加えられのに・・。アメリカ人には、わからんのだろうか?

このハリウッドのお子様体質を変革できれば、アメリカ映画はきっと息を吹き返すと思うんだけどな~。

「モスラ」
1961年/日本 (監)本多猪四郎
(演)フランキー堺 小泉博 香川京子 ザ・ピーナッツ  上原謙 ジェリー伊藤 志村喬
☆☆☆★★

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先日の「ゴジラ」の記事でご紹介したディアゴスティーニの「東宝特撮映画」シリーズの第5巻目。「モスラ」は大好きな作品なので購入しました。

「ゴジラ」ほどじゃないけど、この「モスラ」1作目はなかなか良く出来てると思います。とにかくザ・ピーナツ演じる小美人の歌う歌が素晴らしいのが、この作品成功の大きなポイントですよね。
http://www.youtube.com/watch?v=h40EiQBHGSc&feature=related

インファント島の原住民達の描写が、やっぱり今見ると「ひどいよな」って思うけど、未開の地があるっていうロマンがまだこの頃にはあったんですよね。

今回久しぶりで見て気付いたのですが、モスラの幼虫が襲うのは東京だけど、成虫が襲うのはロルシカ(アメリカ+ロシアの合成語の様です)だったんですね。サンフランシスコみたいなロルシカの都市が襲われるシーンがなかなか興味深かったです。

東京タワーで繭になるモスラの幼虫。

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あ~あ、やっぱり2号目の「ゴジラ対モスラ」も買っちゃおうかな~~。

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2007年/日本 (監)門井肇
(演)小林薫 西島秀俊 大杉漣 大塚寧々 柏原収史 菅田俊
☆☆☆★★

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http://www.eigakyuka.com/

子連れの女性と結婚することになったベテラン刑務官が、新婚旅行のための休暇欲しさに死刑執行の補佐役を買って出たことからわき起こる様々な葛藤を、刑務官と死刑囚のリアルな日常描写とともに静かな緊迫感の中で綴る。原作は吉村昭の同名短編。

テーマの重さとは裏腹に、この映画は静かに淡々とストーリが綴られていきます。

刑務官が主人公となる映画は、ほとんどと言って良い位ないと思います。(後は「グリーン・マイル」位でしょうか?)この作品を見て、気がつかされた事がたくさんありました。

私は、死刑に対しての是非を問われれば、どちらかと言えば肯定的な考えを持っている方です。残忍に人を殺して平気でいられる様な人間には、この世からいなくなってもらいたいという気持ちがあるからです。

では、誰がその死刑囚に手を下すのか・・・。私はここまで考えた事がありませんでした。

死刑の判決がおりても、実際の執行はそう頻繁には訪れない。この作品の中でも、西島秀俊演じる死刑囚の刑の執行は3年ぶりという設定でした。

執行命令が留置所に届くのがわずか2日前、当人には当日の朝知らされる。

西島秀俊が、どんな犯罪を犯したかは劇中では語られない。妹が面会に来るが、2人とも一言も喋らない。西島本人は死刑撤回のための努力をする気も薄く、静かに刑の執行を待っているかの様に、趣味の絵を描きながら淡々と毎日を過ごしている。

刑の執行にたずさわる刑務官は、当日は即帰宅し翌日の休暇が認められている。特に「支え役」は、精神的なダメージが大きいため、1週間の休暇が与えられる事になっており、小林薫演じる刑務官は、新婚旅行のため「支え役」を買って出る。

「支え役」とは、死刑囚の体が大きく動いてしまうのを、下から支える役。完全に死亡するまで体を支え続けなければならない。

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朝、起きると突然告げられる死刑の執行宣告。ずっと無表情だった西島秀俊の、恐怖に震えながら、泣きじゃくりながら、刑を受け入れるまでの迫真の演技が脳裏に焼き付いて離れない。そう言えば、カポーティは「冷血」の取材のために、犯人の死刑に立ち会ってから新しい小説が書けなくなったのだった・・。

法の名のもとに、人が人を死に至らしめる行為(死刑制度)は本当に正しい事なのだろうか・・。この作品を見た後でも、やはり死刑制度はあった方が良いという気持ちの方が強い。ただ。多くの先進国が死刑制度を廃止していく中、あらためて国民全体で考えなおす必要のある、大きなテーマだな・・と痛感もしました。

非常に重たい作品でした。

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