いよいよ11月。今年もあと2ケ月ですね。ちょっと前まで夏だった様な気が・・。
10月は涼しくなった事もあり、結構ビデオ/DVD鑑賞時間がとれたのですが、実はその時間の大半を友人から貸してもらったTVドラマに充ててしまいました。2作品みたのでそちらの紹介もあわせて。
「ロック・スター」
Rock Star
2001年/アメリカ (監)スティーブン・ヘレク
(演)マーク・ウォルバーグ ジェニファー・アニストン ドミニク・ウエスト
☆☆☆★
伝説的人気ヘビメタバンド「スティール・ドラゴン」に憧れているM・ウォルバーグは、両親と同居しながらコピー機の修理担当として働いている平凡な青年だった。自身でもバンドで歌っていた彼に、「スティール・ドラゴン」の新ボーカルのオーディションの話が舞い込み、彼は見事に後釜となり、夢に見たロックスターとなるのだが・・。
この作品はジュダス・プリーストのボーカルの新旧交代劇のエピソードをもとに映画化されたらしいのですが、作品としては普通の出来。ただし、ステージのシーンなどはなかなか良く出来ているし、ロックスターの生活の裏側の描写なども興味深かった。ジェニファー・アニストンは可愛い!!
「トンマッコルへようこそ」
2005年/韓国 (監)パク・クァンヒョン
(演)シン・ハギョン チョン・ジェヨン カン・ヘジョン イム・ハリョン
☆☆☆★★
韓国で2005年度の興行成績第1位に輝いたヒューマン・ファンタジー・ドラマ。1950年代の朝鮮戦争を舞台に、山奥の不思議な理想郷に迷い込んだ敵対する兵士6人(韓国軍2人 北朝鮮人民軍3人 アメリカ兵1人)が、村人たちののんびりしたペースに癒され人間性を取り戻していく姿をユーモアを織り交ぜ感動的に綴る。
ファンタジーの様な作品ではあるのですが、決してファンタジーになりきっていない所が、韓国人の持つ危機感や緊張感によるものだと思った。特にラストのあたりの現実と非現実があわさった様な厳しさは辛い気分になる。人間は、戦争さえなければこんなにも人間らしく他者と交われるのに・・。トンマッコルは韓国の原風景の様な桃源郷ではあるけれども、決してすべての人間達を癒せる場所ではないのが、辛い現実世界を思い起こさせる作品です。
「時をかける少女」(アニメ版)
2006年/日本 (監)細田守
(声の出演)仲里依紗 石田卓也 板倉光隆
☆☆☆★
これまでに何度も映像化されてきた筒井康隆の名作ジュブナイルを初のアニメ映画化。あるきっかけで、過去に遡ってやり直せる“タイムリープ”という能力を身につけたヒロインの淡い恋の行方と心の成長を丁寧な筆致で綴る。
私にとってはこの作品は原田知世の角川映画版。アニメ版はどうなのだろう・・と思ってましたが、可もなく不可もなくと言ったところでした。角川版とはだいぶお話が違うみたいな気がしたのですが、こちらの方が原作に近いんだろうか?時代は現代に設定されているせいか、ヒロインのがさつぶりが目にあまる感じがしたのが残念。っていうか、彼女のキャラクター設定ががさつなんだな。男まさりにヒロインを設定するのが今の主流だからね。
「メイフィールドの怪人たち」
The 'Burbs
1989年/アメリカ (監)ジョー・ダンテ
(演)トム・ハンクス ブルース・ダーン キャリー・フィッシャー コリー・フェルドマン ヘンリー・ギブスン
☆☆☆
アメリカ郊外の住宅地メイフィールド。トム・ハンクス家の隣に越してきた一家はまったく姿を見せず、夜になると家の中では怪しい音や光が漏れ出している。好奇心を燃やしたトム・ハンクス他3人は、正体を暴いてやろうと画策をはじめるが・・。
ジョー・ダンテの映画なんでまったく期待してませんでしたが、まさに期待以下の作品でした。(笑)それでも、以前にも書いた様に、私はトム・ハンクスにはとっても弱く、彼が出てれば良しとしてしまう習性があるため(笑)、この作品もそんな感じです。全くお勧めしません。トム・ハンクスとしてもキャラが生かし切れてないし。コリー・フェルドマンが懐かしかった。
以下、テレビドラマです。
「ヒーローズ」ファースト・シーズン
Heroes
アメリカ/2006年~2007年
一時話題になったSFテレビドラマシリーズです。全23話。もって生まれた特異な才能をもつ人間たちによって繰り広げられるSFサスペンス。飽きる事なく最後まで見れましたが、登場人物が多すぎるので、ラストどうするのかと思いましたが、とりあえず無難にまとめていました。この作品はほとんど「X-メン」なんですよね。見どころは何と言っても、日本人二人組。マシ・オカは日本生まれアメリカ育ちの完全な日本人なのですが、相棒になるアンドー君は韓国系アメリカ人。凄くがんばってるんだけど、日本語がおかしいんですよ。そこが物凄く良い!(笑)アメリカ人のイメージだけで描かれた様な日本の会社の描写もステキ!(笑)どこぞのレビューで、日本人の描写がいい加減で、古い日本のイメージそのままで失笑する・・みたいなコメントを幾つか見かけましたが、そこが良いんじゃないか!どこの国に対してだって外国人の見た固有のイメージがあって、そのズレが楽しめないのでは、こんなSF見てられないんじゃない?
わりにお勧めです。地上波で深夜にでも放映されたら是非ご覧になってみてください。
「キッドナップ」ファースト・シーズン
Kidnapped
アメリカ/2007年
これはケーブルテレビ系でしか放映されていないらしく、あとはセルDVDのみみたいなのですが、なかなかの傑作だったのでご紹介します。全13話。
ティモシー・ハットン演じる裕福な家庭の息子が誘拐される。その身代金は2000万ドル。犯人の要求通り、警察へ連絡しないことを決めた家族は、息子救出への希望を1人の男に託す。男の名は、ナップ。成功報酬、救出のためには手段を選ばないという独自の手法で、これまであらゆる誘拐事件の被害者を救出してきた人質交渉人だ。調査を進めていくうちにナップは、これが裕福な家庭の子供を狙った単純な誘拐事件ではないことを察知。一代で富を築いた父親には知られたくない秘密があったのだ・・・。
っていう感じのストーリーなのですが、ナップのプロフェッショナルぶりと、中西部の男的な男らしさがなかなか良くて久し振りで満喫できたテレビドラマでした。ナップの元上司のFBI捜査官を演じるデルロイ・リンドも渋くて良かった。後半、ちょっとだれる感じがあるし、ラストの落ちも意外ではあるけれど何となく肩すかし感があるものの、十分楽しめる作品です。13話と短いのも良い。
これは、でもテレビじゃ放映しないだろうな~。残念ながら。
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