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2008年12月

ゆく年くる年

2008年もあとわずかでおしまいです。今日で年内の仕事も無事終了しました。

さて来年の抱負ですが、毎年最初ははりきっているものの、春先にはフェイドアウトするのが常な私。でも、今年は5Kg減量の目標を達成できた事もあって、来年へ向けて性懲りもなく、ささやかな目標をたててみました。

1 仕事の担当分野が増えたので、商品知識の習得に励みたいです。美術・デザイン・ビジュアルは以前担当していたのでまあまあ大丈夫なのですが、新しく絵本が増えました!もっか勉強中。

2 ここ数年、私のファッション・コンセプトは「労務者風」でしたが(笑) 昔の服もいくつかまた着れる様になったので、多少お洒落にも力を入れようかな・・とボンヤリ考えてます。ま、おばさんなんで、限界ありますけど。お金もないし。

3 治験をがんばりぬく。(笑)

そして、もちろん良い映画、書籍、音楽、その他の芸術作品にもたくさんめぐり合いたいと思ってます。

1年間なんて、本当にあっという間ですね。だらしがなく、めんどくさがりな私を支えてくれた職場の仲間達、同じくいつも温かく接してくれる友人たち、まわりに迷惑かけっぱなしの私に親切にしてくれる、ご近所さんや親戚の面々。稚拙なブログ記事にコメントを入れていただいている皆さん。決して当たり前の事だとは思っていません。本当に感謝しています。この嫌な人間社会をはすに構えて見ることなく済んでいるのも、まわりの方々のおかげだと思っています。

2009年がどんな年になるかはわかりませんが、私なりに精いっぱいがんばっていきたいと思います。

どうぞ来年もよろしくお願いいたします。皆様、どうぞ良いお年をお迎え下さい。

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我が家のインコ達も2回目のお正月。

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1990年/日本 (監)黒澤明
(演)寺尾聡 倍賞美津子 原田美枝子 油井昌由樹 頭師佳孝 マーチン・スコセッシ 井川比佐志 根岸季衣 いかりや長介 笠智衆 
☆☆☆★★★

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黒澤監督自身が見た夢をアレンジし、8つのオムニバス形式に仕上げた作品。
漱石の「夢十夜」から発想を得ていると思うのですが、自分の見た夢のイメージだけを絵画の様に仕上げた作品で、異色であるとともに、限られた監督にしか作品化は許されないであろう贅沢な作品でもあります。

提供はスピルバーグで、アンブリン・エンターテインメントの作品です。配給はワーナー・ブラザース。日本じゃこのテーマにお金は絶対出さないだろうな~・・。

第1話 「日照り雨」
子ども時代の黒澤監督が見た、狐の嫁入りのお話。うっかり狐の嫁入りを見てしまった少年は、母親から狐の許しを得るまでは家には入れないと追い出される。狐は虹のふもとに住んでいるらしい。嫁入りのシーンの幻想的な美しさは凄いです。

第2話 「桃畑」
ひな祭りの日に不思議な少女を見かけた少年は、彼女が桃の精である事を知る。伐採された桃畑の精達は、少年に舞を見せ、満開の桃の花ふぶきを見せるのだった。色彩が凄いです。

第3話 「雪あらし」
雪山で遭難しかけたパーティー。寺尾明演じる「私」は、雪女に遭遇する。このエピソードは軽いホラーになっていて楽しいです。(笑)雪女はやっぱ怖いよ~。

第4話 「トンネル」
寺尾「わたし」は、トンネルでかつて部下であった死んだ兵隊の小隊に出会う。彼等は成仏せずに、地上をさまよっているのだ。中隊長であった「わたし」は、彼らに謝罪をし成仏する様に説得する。これは映像的なインパクトが強烈で、かなり好きなエピソードです。

第5話 「鴉」
美術館でゴッホの絵を見ていた寺尾「わたし」は、いつしかゴッホの絵の中に入っていく。
このエピソードは珍しくかなりの特撮映画で、クレジットを見るとILMがやっている様です。
ゴッホを演じるのはM・スコセッシ。ちょうど撮影していた「グッド・フェローズ」を連日の強行撮影で終わらせて、来日したとの事。

第6話 「赤富士」
富士山の裾野にある原子力発電所が大爆発を起こした。富士山は赤く焼けただれ、人間達はパニック状態だ。放射能があふれた世界で苦しむのを恐れた人々は、全員海で飛び込んでしまった。寺尾「わたし」は子供連れの母親とともに放射能から逃よう様と必死になる。

第7話 「鬼哭」
第6話の続きの様なお話。放射能で世界を死滅させてしまった人間達は角の生えた鬼となり、共食いをしていた。いかりや長介演じる鬼に出会った寺尾「わたし」は、血の池で角が痛いと哭きさけぶ鬼たちの姿を見せられ逃げ出すのだった。

第8話 「水車のある村」
寺尾「わたし」は、とある村に旅人として訪れる、その村では文明の力を使わず、自然と一体になって暮らしている村だった。笠智衆演じる老人がとても良くって、私はこのエピソードが最も好きです。

とにかく「夢」なので、お話は支離滅裂、イメージだけで構成されている作品です。黒澤監督の卓越したストーリーテリングを楽しみたい人には不向きな作品かも。映画という映像メディアを使って、かつて志していた画家としての表現を現実化したかったのだろうな~
と感じた作品です。

でも夢って本当に不思議ですよね。夢の世界でだけでなりたつストーリーがいっぱいで。
私が今まで見た夢の中で一番強烈な印象が残っているのは、東京に核爆弾が落とされたっていうシチュエーションの夢です。夢の中で私は「ああ、ついにこの日がやってきた」と思いながら、道に倒れている。まわりが赤く熱くなる中、当時まだ存命だった父親が私を呼ぶ声が聞こえるっていう内容なんですが、ホントに怖かったな~。

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年末雑記

いよいよ年も押し迫ってきましたね。と言う事で、最近感じたあれこれを簡単な記事にしてみました。

1 肌で感じる不景気の風

全世界規模の不景気。このところいよいよ、それを肌で感じる毎日です。書籍の売り上げの落ち込みは、少しづつ続いていましたが、秋の終わり位から、本当に悪くなってきていて、ほとんど対処の使用がない感じです。例年、輸入カレンダーを販売していて、ここ数年は私が担当しているのですが、大型の高額商品が、めっきり売れなくなってしまい、涙、涙です。例年人気のモネ、シャガール、クレー、滝のカレンダー、樹木のカレンダー、動物で一番人気の狼のカレンダーなんかがけっこう残ってしまっています。

12月に入ってから、友人達と何度か飲みに行ったのですが、お店のにぎわいもいま一つ。聞いた話だとクリスマスケーキの売り上げも悪かったらしいですね。アナリストの人がテレビで言ってたのですが、本格的な不況は来年になる・・みたいな話でした・・。何だか、恐ろしくなってきます・・。2009年はどんな年になるのかしら・・。

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2 乾燥肌に見舞われて。

肌で感じると言えば、私はわりに昔から肌(皮膚)が弱く、冬は乾燥しがちなのですが、今年は凄くって、体中カサカサで粉をふく位です。しかも痒い!ここまでひどい事はなかったので、やっぱり治験の薬のせいかしら・・とも思ってます。あんまり、化学物質を体に塗りたくなくて、クリーム類はボディには使った事があまりないのですが、今年は必要かも!良いボディクリームがあったら教えて下さ~い。

3 フィットネス納め

26日の金曜日は年内最後のお休み。夜は友人と食事の予定があったので、その前にジムでひと汗流してきました。今年は、これがフィットネス納めです。今年最後のスタジオレッスンは「シェイプ・ボクシング」だったのですが、どういうワケか腰をおかしくしてしまいました。(泣)何だか良い事ないな~~。お年寄りの様に腰を曲げながら友人との待ち合わせに向かう。いつしか気分は老人モードに。「わしゃ、若いもんには、まだまだ負けんぞ。大体、最近の世の中はどうなっとるんじゃ!」などとつぶやきながら、小伝馬町へフグを食べに向かったのでした。

昨年も行った「ふぐどん」てっちり美味しかった~。最後の雑炊も最高です。5000円位でふぐを楽しめるのでお勧めですよ。
http://www.fugudon.jp/index.html

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4 キリン復刻ラガーを飲む

麒麟麦酒は、1888年創業で、今年120周年。今、期間限定で「明治のラガー」と「大正のラガー」の2種類が発売されていて、早速私も飲んでみました。明治ラガーは「苦味が効いた重厚で調和のとれた味わい」とうたってあり、確かに今のラガーよりかなり苦めでした。缶のデザインを見ると、キリンの絵がなんだかヤギみたいで可愛い。しかも背中にニワトリがのっかています。
大正ラガーは「苦味にコクと芳醇さが加わった味わい」とあります。今のラガーにかなり近い感じ。キリンのデザインもほぼ現在と同じです。
両方飲んだ感想としては、やっぱり今のラガーが一番美味しいかな・・っていう感じでした。

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さてさて、明日も朝が早いので、今日はこのへんで。皆さんもカゼなどひかない様に、年末をのりきりましょうね~。

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影武者 / 乱

黒澤明監督没後10周年という事で、随時放送されてきた全30作品も、年もおしせまりいよいよ大詰め。年末には晩年の5作品が毎日放送されています。記事をつくる時間も忙しさであまりとれないので、2作品まとめてご紹介します。

「影武者」
1980年/日本 (監)黒澤明
(演)仲代達矢 山崎努 萩原健一 根津甚八 大滝秀治 隆大介 油井昌由樹 桃井かおり 倍賞美津子 志村喬 藤原鎌足
☆☆☆★★★

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黒澤明が武田信玄の死の謎と武田家の滅亡にまつわる壮大な物語を描いた超大作。「我が死を3年隠せ」という遺言を残してこの世を去った甲斐の名将・武田信玄。重臣たちは信玄の死を隠すため、信玄に瓜二つの盗人を影武者に仕立て上げるのだが…。

前作「デルス・ウザーラ」から5年。日本映画界は凋落の一途をたどっていて、この「影武者」へ資金を出す映画会社がなかなか見つからなかった。結局、コッポラとルーカスが20世紀フォックスでの世界配給の約束をとりつけてくれたおかげでやっと東宝が出資をする事になり、実現化する。

日本を代表する監督に、お金を出さない日本映画界の貧しさを感じるエピソードではあります。以降、「乱」「夢」とお金を出してくれたのは外国。

勝新太郎の主役降板騒ぎなどあったものの、無事に作品は出来上がり、映画は大ヒットとなる。私も、リアルタイムとしての黒澤作品体験はこの作品からはじまっていて、劇場に見に行きました。他の監督には決して真似の出来ない壮大な戦国絵巻ではあるものの、多少冗長な感じが否めませんでした。それに映画がカラーになってからは、どうも黒澤監督の色彩感覚に、私の趣味があわない事もあって、夢の中の信玄の亡霊のシーンなどもあまり好きではない。それとラストの合戦シーンも、スローモーションの多用などが気にかかりました。とは言えとても低い点数をつけられる作品ではありません。

役者では仲代はもちろん、山崎努、大滝秀治、新人では隆大介が良かった。ショーケンはミスキャスト。セリフが聞き取れない。三船敏郎のセリフが聞き取れなくても許せるが、ショーケンは許せない。(笑)

倒れてる馬たちは、麻酔をかけられてるだけだから安心してね。(笑)撮影後、馬たちは「まだ眠いな~」という顔でひきあげていったそうです。

「乱」
1985年/日本・フランス (監)黒澤明
(演)仲代達矢 寺尾聡 根津甚八 隆大介 原田美枝子 井川比佐志 ピーター 油井昌由樹 加藤武 植木等 田崎潤 宮崎美子
☆☆☆★★★

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戦国時代を生き抜いてきた猛将、一文字秀虎は70歳を迎え、3人の息子に家督を譲る決心をする。彼は、長男太郎には家督と一の城を、次郎には二の城を譲り、反抗的な三郎は勘当してしまう。兄弟たちに協力し合うようにと告げていた秀虎を待っていたのは息子たちの反逆と骨肉の争いだった。

この作品の巨額な製作費を出してくれたのはフランス。シェイクスピアの「リア王」をベースに、毛利元就の三本の矢の話を下敷きにして描かれた作品。

最初、劇場で見た時は、いくぶん退屈したとう記憶があったのですが、今回再見したらとんでもなかったです。(笑)アカデミー衣装デザイン賞を受賞したワダエミの衣装もふくめて色彩の見事さも素晴らしく、合戦シーンのリアリズム、武満徹の音楽の素晴らしさ(今回はマーラー風)、そしてなにより、シェイクスピアが原作だけあって、人間ドラマの奥深さには感じ入ってしまいました。

「人間って何で殺しあうんだろうね。」「人間がいる限り殺し合いってなくならないのかね。」
黒澤監督が口にしたこの何気ない単純な疑問がこの作品のテーマでもある。仲代達矢がインタビューで語っていたのですが、真っ直ぐにテーマを見据えるゆるぎのない信念が、黒澤作品の真骨頂であり、これゆえに世界中から尊敬され続けるひとつの理由であると思う。

「影武者」ではかなり感じていた新人俳優達への違和感は、この作品ではほとんどなかった。特に原田美枝子はビックリする位良かったですよ。

この作品でアカデミー監督賞にもノミネートされていたのですが、結局シドニー・ポラックの「愛と哀しみの果て」が主要部門を受賞。プレゼンターにもなっていた黒澤監督からオスカーをもらったポラック監督は「賞を受賞した事より、クロサワから名前を呼ばれた事の方が嬉しかった!」と語っています。

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20世紀少年 / 百鬼夜行抄

最近、私の職場では、マンガのまわし読みが流行っています。最近、めったにマンガを読まなくなっていたのですが、ふたつほど読んだので記事にしてみました。

「20世紀少年 - 本格科学冒険漫画  」1巻~22巻 「21世紀少年」1巻~2巻
浦沢直樹 (小学館)
☆☆☆★★

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週刊ビッグコミックスピリッツで1999年から2006年まで連載。

あの頃、彼らは少年だった。そして今、人類は滅亡する。20世紀を生きてきた少年達は、いかに世界を救い戦ったのか…最後の冒険が始まる。

全24巻。面白くてあっという間に読んでしまいましたが、ホント言うと、あれこれ不満あり。(笑)設定そのものが納得いかないのに、これだけ読ませてしまう作者の力は凄いな・・と思いました。

だって、あんな事で世界が滅びるのもおかしいし、あんな事で復活するのもおかしいじゃん!(笑)

今は、とにかく最近映画化された実写版が早く見たいです。どういう風に実写化してるんだろう~。興味津津です。

「百鬼夜行抄」1巻~10巻(刊行中)
今市子 (朝日新聞社 ソノラマコミック文庫)
☆☆☆★★★

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主人公の大学生、飯嶋律は今は亡き祖父から不思議な力を受け継いだ。それは普通の人間には見えない妖魔を見る力。律と妖魔との出会いが織り成す不思議絵巻。

こういう内容がとにかく大好きなので、物凄く楽しんで読みました。(笑) 絵もきれいだし、コミカルな描写がうまく織りまぜられていて、とても気持ちよく読める作品です。私は、家来になっている尾黒と尾白の鳥コンビが大好き。律の死んだ父親に入り込んでいる式神の青嵐(龍)もかなり笑わせてくれます。

お話はけっこう入り組んでいるものが多くて、真剣に読まないとよくわからなくなるのが難。
展開のさせ方や、説明に不足が時々あるのよね。1冊読むのにかなり時間がかかりますが、妖怪ものが好きならお勧めですよ~。続巻が出るのが楽しみです。

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デルス・ウザーラ

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1975年/ソ連・日本 (監)黒澤明
(演)ユーリー・サローミン マクシム・ムンズク スペトラーナ・ダニエルチェンコ ディマ・コルシコフ
☆☆☆★★★

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前作の「どですかでん」は興行的に不興。次回作のめどもつかず、黒澤監督は1971年には自殺未遂事件を起こしてしまう。この「どですかでん」はモスクワ映画祭に出品されており、黒澤監督がモスクワを訪れた時にソ連との合作の話が持ち上がり、実現した5年ぶりの黒澤作品です。

1902年。地誌調査のためにウスリー地方にやってきたアルセーニエフ(ユーリー・サローミン)一行は、森の中でゴリド人の猟師、デルス・ウザーラ(マクシム・ムンズク)に出会う。
デルスは家族を流行病で全員亡くし、天涯孤独なまま家も持たず、自然とともに暮らす老人だが、自然に対する知識は驚くほど深く、彼は一行のガイドとして旅をともにする事になる。

このストーリーは実話で、原作はアルセーニエフによる「デルス・ウザーラ 沿海州探検行」という作品。(平凡社 東洋文庫より刊行)

黒澤監督は、若い頃からこの作品を映画化していと願っていたものの、日本に置き換えての物語作りはムリなため、あきらめていた所、ソ連からの申し入れで現実化できた作品です。

安易にエコロジーだの、環境破壊への警鐘だの、といった言葉は絶対に使いたくない作品ですが、自然とともに生きる人間のたくましい姿と、都市生活によって虚弱化し、自然を人間の都合の良い様に破壊していく文明人の姿を描いた作品であることは間違いないです。

とは言え、そこまで考えなくても、自然と一体化している様なデルス・ウザーラの清廉な人物像と、カピタン(隊長)アルセーニエフとの温かな友情物語として見るだけでも、素晴らしい作品です。

本当に、日本人の監督が、ロシアのタイガでよくここまでの撮影が出来たものだと感嘆します。俳優が全て、外国人なので、いつもの黒澤作品とは趣が異なるのも興味深い。
黒澤作品としては、とっつきにくいとは思うのですが、テーマ的には、黒澤作品としては最も普遍的で、見事な傑作です。1976年アカデミー外国語映画賞受賞。

好きなシーンをいくつか。

しずみゆく太陽と、のぼりかけた月の両方が空に見える、夕暮れの中でのデルスのセリフ
「(太陽を指差し)あの人、一番えらい人。あの人死ぬ、みんな死ぬ。(月を指差し)あの人2番目にえらい人。」

最も好きなのは、デルスとカピタンの二人が凍りついた湖(物凄く広い)の上で道に迷い、夜を迎えそうになるパニックシーン。まわりに何もない氷上で夜を迎える事は死を意味する。その時、デルスがとった行動とは・・。是非、是非、ご覧になってみて下さい。

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The Great Crash 1929

The Great Crash, 1929
John Kenneth Galbraith 著  Penguin 刊 ISBN 9780140136098 £9.99

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1955年に初版が刊行されて以来、版を重ね続けている作品。バブル崩壊、株価暴落のあとに必ず読まれる恐慌論の名著。サブプライム・ショックの中、再び売れはじめています。アメリカ版もありますが、廉価なイギリスのペンギン版をご紹介します。

これは1929年のアメリカの大暴落、その後の世界恐慌につながる時代の話。好景気が一転して深刻な恐慌へとつながった時に、どういう事態になるかという好例として本書は読まれている様です。
1908年生まれ、カナダ出身、アメリカの経済学者のガルブレイスは、その他著作多数。
この書籍の和訳は日経BP社より「大暴落1929」のタイトルで出版されています。

金融危機関係、サブプライム問題関係の書籍は、次々と刊行されていますが、もう1冊
洋書売り場でリバイバルしている名著をご紹介。

Manias, Panics and Crashes: A History of Financial Crises
Charles P. Kindleberger、Robert Z. Aliber 著 Palgrave Macmillan刊 ISBN:9781403936516 £21.99

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1980年の初版以来、こちらも改版を重ねている名著です。なぜ、バブルは繰り返し起きるのか、17世紀から現代まで幾度も発生する危機の本質を豊富なエピソードを交えて解明する歴史的名著。長年MITの教授を務めていたエコノミスト、キンドルバーガーの遺作でもあります。

和訳は日経BP社より「熱狂、恐慌、崩壊―金融恐慌の歴史 」のタイトルで出版されています。

大手洋書売り場なら、Financial Crisis関係のコーナーがあると思いますので、興味のある方は是非!!

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あなたに不利な証拠として

「あなたに不利な証拠として」
Anything You Say Can And Will Be Used Against You
ローリー・リン・ドラモンド著 ハヤカワ・ミステリー文庫 ISBN: 9784151776014 ¥760(本体価格)
☆☆☆★★

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"You have the right to remain silent. Anything you say can and will be used against you in a court of law."

アメリカの警察が犯人逮捕の時に告知を義務づけられている「ミランダ警告」。映画でもしょっちゅう耳にするこの警告をタイトルにした本書。ちょっと今までに読んだ事のない様な、繊細さにあふれた警察小説でした。

警官志望のキャシーが助けを求める女性のもとに赴いた時、その胸にはナイフが突き刺さっていた。彼女はレイプ未遂犯の仕業だと主張するが、刑事は彼女の自作自演と断定した。だが6年後、事件は新たな展開を見せる。アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀短篇賞を受賞した「傷痕」をはじめ、一人の男を射殺した巡査の苦悩を切々と描く「完全」など、5人の女性警官を主人公にした魂を揺さぶる10篇を収録。大反響を呼んだ傑作集。 (文庫解説より)

著者はルイジアナ州バトンルージュ市警で制服警官を務め、交通事故にあい辞職。その後12年をかけて執筆した本書を2004年に刊行。自身の警察官としての体験をもとに描かれた半ドキュメントの様な短編集です。

5人の女性警官のエピソードが、綴られているのですが、やっぱり女性の描く世界は、男性が描く世界とは全く違うのだ・・という当たり前のことをつくづく痛感させられた作品でした。特に、犯罪が背景にある警察という職場だけに、よりいっそう強く実感できたのだと思いました。

全体を眺めると、いまひとつまとまりというか、作品の調子のトーンが揃っていない感じがする事、そして自分が女性だけに、女性だけが感じている繊細さが時にいらだたしく感じた事、などが、私にとってはマイナス要因になりましたが、幾つかのエピソードはびっくりする位の秀作です。

特に私が感嘆したのは、最初のキャサリンのエピソード、「完全」と「味、感触、視覚、音、匂い」の2編。犯人をやむなく射殺してしまった彼女の内面の動き、そして数々のむごたらしい犯行現場で感じる五感の描写。こういう描写をミステリーではほとんど読んだ事がないので、巻頭から「素晴らしい!」と感動してしまいました。その他の作品も良いのですが、全体のトーンが揃っていないのがやはり気になる。

主人公の警官がすべて女性な上、警官が務められていたのが不思議な位の感受性の細かな描写なので、人によって好き嫌いは分かれそうな気もする作品ですが、是非一読の価値のある作品だと思った1冊です。

この作品は2007年「このミステリーがすごい!」2006年「週刊文春」ミステリーベスト10でそれぞれ1位を獲得しています。

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AOLブログ終了のお知らせ 追記

2006年の8月からおそるおそるブログなるものをはじめ(笑)、愛用の98パソコンが寿命を迎えた今年の8月まで、2年間お世話になったAOLのブログサービスが、来年の1月末日をもって、サービスを終了する事になりました。

何だか突然だったのでビックリしましたが、たまさか、まだAOLを退会していなかった事もあり、これを機にAOLの記事を全てココログに移動させました。

AOLから移行場所に指定されているTeacupに移せば、画像やいただいたコメント、トラックバックも保存出来たのですが、幾つもサイトを持つのもな・・という気持ちもあり、思い切って記事のみ移行させました。

皆様からいただいたコメントは、私の記憶の中にしっかり残っています。稚拙な内容に、温かいコメントをいただいた事、本当に感謝しています。有難うございました。

あらためて心機一転でいきたいと思っていますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

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追記

記事の移動をしたら、それまでだと思っていたのですが、Teacupに移行も可能でした。happy02
過去ログとしてTeacupにも、画像、コメント、TBつきそのままで保存いたしました。は~、良かった~。shine

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隠し砦の三悪人

1958年/日本 (監)黒澤明
(演)三船敏郎 上原美佐 千秋実 藤原鎌足 藤田進 志村喬
☆☆☆☆

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毎度、毎度、同じ言葉の繰り返しになってしまうけど、黒澤明は娯楽映画を作らせたら世界中に右に出る者がほとんどいないほどの監督だ。今回、ひさしぶりにこの作品を再見して、あらためてその感を強く持ちました。

戦国時代、隣国の山名家と戦って敗れた秋月家では、侍大将の真壁六郎太(三船)が世継ぎの雪姫(上原美佐)とともに隠し砦に立てこもっていた。泉に隠しておいた金二百貫とともに、雪姫を無事に同盟国の早川領へ脱出させなくてはならない。金に魅せられた百姓の千秋実と藤原鎌足をともない、4人は脱出を試みるが・・。

練りに練られた脚本、ディテールへのこだわりの見事さ、ロケーションの素晴らしさ。黒澤明が、これほどまでに世界中でリスペクトされ続ける理由は、やはり娯楽映画の見事さにあるのは間違いないと確信できます。今回の撮影において私が最も驚嘆したのは、「火祭り」のシーン。燃え盛る火炎の見事さはどうだろう。それに隠し砦のある場所のロケーション。ここは兵庫県西宮市で撮影されたらしく、あの山は現在ではロッククライミングの練習場になっているそうです。

この作品の影響で、ジョージ・ルーカスの「スターウォーズ」がうまれたというエピソードは有名ですが、ルーカスに説明されるまでもなく、今回、あちらこちらに「スターウォーズ」の元ネタを発見しました。開巻、ケンカしながら歩いていく千秋実と藤原鎌足のシーンは、やっぱりビックリする位、C3POとR2D2のシーンにそっくりです。そして、雪姫の男勝りのキャラクターはレイア姫に受け継がれている。三船が敵をおいかけて馬で疾走するシーンは、「ジェダイの復讐」で森の中でのスピーダーバイクによるチェイスシーンで使われた。そしてラストシーンの構図も「スターウォーズ」1作目のセレモニーのシーンに継承されている。

佐藤勝による音楽も見事です。しかし、何と言ってもこの作品の成功の最大の立役者は、上原美佐演じる雪姫の凛としたキャラクターにあると思いました。オーディションで選ばれた素人ながら、恐らくは素人だったからこそ、瑞々しく、強く、美しい、男勝りの雪姫を演じきれたのはないでしょうか。

三船も、今回も良いよ~。特に前述の馬での疾走シーンはスタントや特撮抜き!凄い!です。藤田進との槍での決闘シーンも素晴らしい。

とにかく見どころ満載!娯楽映画の傑作中の傑作です!

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マウス・オブ・マッドネス

In The Mouth Of Madness
1994年/アメリカ (監)ジョン・カーペンター
(演)サム・ニール ジュリー・カーメン チャールトン・ヘストン ユルゲン・プロフノウ デビッド・ワーナー 
☆☆☆★

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失踪した人気ホラー作家の行方を追う内に、有史以来存在する邪悪なものと自身の運命を知ってしまった保険調査員の恐怖を描いたサイコ・ホラー。H・P・ラヴクラフトの“クトゥルー神話”に影響された作品である事は間違いないです。

ひさしぶりのジョン・カーペンター!やっぱり良いよ~。(笑)90年代に入っているのに、モンスターや特撮のこの手造りな感じが素晴らしいです。やっぱ、彼は(B級)映画というものがよくわかってるし、こだわり方も彼流です。

保険調査員を演じるのはサム・ニール。出版社の社長役で、なぜかチャールトン・ヘストンが出ているのがおかしい。大体、ジョン・カーペンター監督という人は、A級レベル映画の予算、役者、特撮スタッフ(この作品はILM)を与えられても、すべからくB級映画化させてしまう天才なのです。(笑)音楽は必ず彼が作っているのもこだわりだし、彼ならではの独特のスタイルがあって、好きな人はかなり好きだろうと思います。

私もそんな一人で、ほとんどの作品を見てますが(しかも劇場で。笑)映画としてのレベルは低め安定をキープし続けている感じ。この作品も、「どうなのよ~」っていう箇所の連続。しかし、それがたまらん!もう、ホントにそんな作品ばっかりです。

以下、私のお気に入り作品たち。

「遊星からの物体X」(1982年)

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もう最高!また見たくなったのでDVDを買おうと今、思い立った。(笑)

「ニューヨーク1997」(1981年)

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これは脚本も素晴らしく、この頃はまだまだA級作品を作れる監督への道は大いに開かれていたのだけれど・・。ラストも素晴らしいのです。続編の「エスケイプ・フロム・LA」(1996年)も良かったよ~。やっぱり、カート・ラッセルとコンビを組んでた頃の作品が一番です。

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カート・ラッセル演じるスネーク。暑苦しいです。










「光る眼」(1995年)

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面白いです。主演のクリストファー・リーブがなかなか良い演技を見せてくれます。子どもたちが怖い!!

カーペンター監督は2001年の「ゴースト・オブ・マーズ」以降、劇場用作品を撮ってません。また、新作が見たいな~。ところで「ゼイ・リブ」がリメイクされるとの事で、カーペンター監督は製作にクレジットされる様です。

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アメリカン・ギャングスター

American Gangster
2007年/アメリカ (監)リドリー・スコット
(演)デンゼル・ワシントン ラッセル・クロウ ジョシュ・ブローリン アーマンド・アサンテ
☆☆☆★★

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1970年代のニューヨークを主な舞台に、独自の麻薬ビジネスで暗黒街に台頭していく男と、警官としての誠実さを武器に執拗な捜査で迫る刑事との熾烈な駆け引きをスリリングに描く実録犯罪サスペンス。

ハーレムを仕切っていた黒人ギャングのボス、バンピーが亡くなる。彼の片腕として仕えてきたフランク・ルーカス(D・ワシントン)は、ボスの座を引き継ぎ、東南アジアの生産地から純度100%のヘロインを直接仕入れるルートを開拓し、瞬く間に麻薬王として君臨していく。一方、警官の汚職がまかり通っていた時代に、潔癖な仕事を貫き周囲から疎まれていたニュージャージー市警のリッチー・ロバーツ(R・クロウ)は、その潔癖な仕事ぶりをかわれ麻薬捜査班のチーフに抜擢される。彼は、大衆に万延し、中毒死を続出させていた高純度ヘロイン「ブルー・マジック」を追ううちに、フランクの存在に辿り着くが・・・。

これは全て実話。麻薬王だったフランクも、その後刑事をやめ弁護士になったリッチーも健在。この映画の製作に当って、二人にかなりのインタビューをしたそうです。ストーリーは、フランクのエピソードと、リッチーのエピソードが、並行して語られていく。二人が顔を合わせるのはラストになってから。上映時間も長く、ところどころかなり分かりづらいところもありました。そのわりに、終盤の話の追い込みがあっけなく展開していくのが、ちょと残念。もう少し、顔をあわせた後の二人の描写が欲しかったな~。

これから見る方に、楽しんでいただきたいので詳しいストーリーは書きませんが、ベトナム戦争をきっかけにして、いかにアメリカが麻薬に病んだ国になっていったかという歴史を知る上でも見て損のない作品だと思いました。それに当時の警察の物凄い汚職ぶり。このへんはシドニー・ルメットの「セルピコ」も是非、見ていただきたいですが、ホントにひどいです。悪徳警官は、ギャングより悪い奴らですよ~~。

主演の二人の演技も良かったですが、私は何と言っても1970年代のニューヨークの風俗や景色と、バックに流れるR&Bの音楽の数々にしびれました。私、ブラック・ミュージックはそんなに好きではないのですが、R&Bだけは別。サム&デイブとか流れると泣けてきます。(笑)

さて、少し長くなって恐縮ですが、今回は監督のリドリー・スコットについても少し。大ヒット作も多く名実ともにアメリカ映画の巨匠ですが(本人はイギリス人だけど)、私は、彼を超A級のプログラム・ピクチャー監督だと思ってます。テーマとして与えられた作品を、テーマからはずれることなく、トップクラスの娯楽作品に仕上げる力量は凄いと思っています。以下、私のR・スコット作品ベスト3。

「エイリアン」(1979年)

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SFホラーの金字塔。文句なし。

「ブレードランナー」(1982年)

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SF映画の金字塔。文句なし(笑)

「ブラック・レイン」(1989年)

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松田優作の遺作だよ~。大阪の夜景のシーンに私はしびれた。(泣)

その他、デビュー作の「デュエリスト」、「グラディエイター」、「ブラックホークダウン」なんかも大好きな作品です。あ、「G・I・ジェーン」もけっこう好き。(笑)

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プレデター

精神年齢が低いと言われても良い。おバカ映画ファンだと笑われても良い。私は「プレデター」が大好きだ。(笑) テレビでやれば必ず見てますが、何と今回、1、2と2週続けて放映されたので喜々として再見いたしました。

この2本で11月に見た映画はすべてレビューいたしましたので「11月に見た映画」の記事は今回はなしです。

「プレデター」
Predator
1987年/アメリカ (監)ジョン・マクティアナン
(演)アーノルド・シュワルツネッガー カール・ウエザース 
☆☆☆★★

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わけしり顔で解説すると、プレデターとは「捕食者」の事です。ゲリラに捕まった政府要人救出のため、南米某国のジャングルへと潜入したシュワとその仲間達は、帰途の途中、謎の生命体に命を狙われ、一人また一人と殺されていく・・。

私がこの作品が好きなのは、何と言っても、人間世界の範囲での戦闘が、いきなりモンスターとの戦いになってしまうその不条理性にあります。(笑)これはなかなかカタルシスなんですよね。政治的なかけひき、人間同士のだましあい、力のせめぎあいなんかが突然、悪魔との戦いになってしまう。狩る者と狩られる者との純粋な戦い。

で、そのプレデターと最後に決闘となるのが、シュワルツネッガーなので、ほとんど文句なしです。シュワ達に拘束された女の子が、意味ありげに「村のおばあさんたちが言っていた。暑い夏には悪魔がやってきて男たちを殺すと。」なんてセリフも好き。監督は「ダイ・ハード」のジョン・マクティアナン。

「プレデター2」
Predator 2
1990年/アメリカ (監)スティーブン・ホプキンス
(演)ダニー・グローバー ゲイリー・ビジー ビル・パクストン
☆☆☆★★

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続編。主演もダニー・グローバーに代わり、舞台もロス・アンジェルス。パワーダウンも否めない、または続編にありがちな最低作品になっても良いところが、なかなかの作品に仕上がっていて満足です。

こちらも、ギャング同士の争いが、いつの間にかディアボロス(笑)との戦いになってしまう。この不条理性、たまらん!しかも、引き続き、プレデターの標的は警察のメンバーになってしまい、D・グローバーの部下が犠牲になってしまう。

この作品で、プレデターという異星人の持つキャラクターの骨組が出来上がったんですよね。誇り高い戦士であり、武器を持たない者、弱い者や、子供は殺さない。ハンターとしては、実は人間よりかなり上質なんですよ。戦いは一騎打ち。捕食される者でも勝ち抜けば、復讐をされる事はない。この辺の気高い戦士的なキャラ設定が、この血みどろの作品を、気持ち良く見せる要因になってるんですよね。

というワケで、とっても楽しんだプレデター・ウィークなのでした。(笑) 点数が良すぎるのはご容赦下さい。

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The Tales Of Beedle The Bard

The Tales Of Beedle The Bard (Standard Edition)
J.K.Rowling  £6.99 ISBN 9780747599876 Pub by Childern's High Level Group

ローリングの最新刊!12月4日発売です。邦訳「吟遊詩人ビードルの物語」は12日発売。

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オリジナルはローリング自身の手書きによる、文字と文章。彼女の直筆7冊のうち6冊は関係者に配られ、残りの1冊をサザビーズのオークションでAmazon.comが4億円以上の値段で落札したニュースは一時話題になりました。

その作品の一般普及向け版です。「ハリー・ポッター」ファンは洋書店へ急げ!!

明日も朝早いので、詳しくインフォメーションできなくてすみません。12月に入ってから、忙しくって~~。coldsweats01

詳細は下記Amazon.co.jpのページを是非ご覧下さい。(こんな事じゃいかんな。gawk  )
http://www.amazon.co.jp/Tales-Beedle-Bard-UK-Standard/dp/0747599874/ref=sr_11_1?ie=UTF8&qid=1228320231&sr=11-1

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