2月に入ってから、またまた黒澤映画を全作放映していて性懲りもなくまた8作も見てしまいました。(笑)で、2月は6本です。NHK・BSではアカデミー賞受賞作品特集もやっていたので、良い作品が何本か見れましたよ。録画してある作品もまだあるので、おいおい紹介していきたいと思っています。
「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」
The Pirates Of Caribbean: Deadman's Chest
アメリカ/2003年 (監)ゴア・ヴァービンスキー
(演)ジョニー・デップ オーランド・ブルーム キーラ・ナイトレー ビル・ナイ ステラン・スカルスガルド ジェフリー・ラッシュ
☆☆☆★★
私はこれのテレビ放映を未見の3作目の「ワールド・エンド」と勘違いして見始めたのですが、既に見た2作目だった。がっかり・・。でも最後まで見ました。このシリーズはそもそも1作目からあんまり好きではない。面白くないっていうか・・。ただしジョニー・デップはホントにうまいな~って思うので★ひとつオマケです。彼の演技が全てな作品。しかし、やはり3作目が早く見たい!ジャック・スパロウの運命やいかに!?
「カッコーの巣の上で」
One Flew Over The Cuckoo's Nest
1975年/アメリカ (監)ミロシュ・フォアマン
(演)ジャック・ニコルソン ルイズ・フレッチャー ダニー・デビート クリストファー・ロイド ブラッド・ダリフ
☆☆☆★★
アカデミー賞の主要部門を独占した作品ですが、昔はこの作品がよく理解できず、嫌いな作品だった。今回もあまり感想は変わらず・・。60年代アメリカの精神病院が舞台なのですが、患者に対して本当にこんなひどい事が行われていたのか・・というショックは凄い。ロボトミー手術されたりとか。精神病院を人間社会そのものに見たて、人間らしく生きる事と世の中の不条理を描いた作品だろは思うのですが・・。J・ニコルソンの演技は素晴らしいです。
「あの頃ペニー・レインと」
Almost Famous
2000年/アメリカ (監)キャメロン・クロウ
(演)パトリック・フュジット ケイト・ハドソン ビリー・クラダップ ノア・テイラー フランシス・マクドーマンド アンナ・パキン フィリップ・シーモア・ホフマン
☆☆☆★★
主人公の15歳の少年パトリック・フュジットはいわゆる知的神童で母親からも期待されていたが、姉の影響でロック・ミュージックの虜になる。伝説的ロック評論家のP・S・ホフマンにその才能を認められ、ブレイク寸前のロック・バンドのツアー同行取材へ。ついにはローリング・ストーンズ誌の仕事もまかせられる。そして彼はそこで出会ったグルーピーの一人ペニー・レイン(ケイト・ハドソン)に一目惚れするが・・。ロック・ミュージックとミュージシャンを愛する若者たちの青春ものです。ゴールディー・ホーンのデビュー当時のコケティッシュな可愛らしさにはかなわないものの、娘のケイトもかなり魅力的。ホント可愛いです。
「ゴッドファーザー PartIII」
The Godfather Part III
1990年/アメリカ (監)フランシス・フォード・コッポラ
(演)アル・パチーノ ダイアン・キートン タリア・シャイア アンディ・ガルシア ソフィア・コッポラ ジョージ・ハミルトン ジョン・サベージ ヘルムート・バーガー
☆☆☆★★
コルレオーネ・ファミリーのドラマの最終章。今回が初見ですが、これはかなりいまいちでがっかり。前作でファミリーのドンとなったマイケル(パチーノ)は、努力の末に一切の犯罪
から手を引く事を実現させる一歩手前まできた。が、内部抗争に火が付いてしまい、結局は暴力の世界に引きずり戻されていく。ストーリーの流れは悪くないのですが、全体的にまとまりがなく、1作目、2作目の完成度が高いだけに失望度がどうしても上がってしまう。後継者となるA・ガルシアはチンピラみたいだし、最悪なのはソフィア・コッポラ!なぜ、あんなのをこの役に据えた!? 親バカなり。G・ハミルトン、J・サベージ、H・バーガー(!)は、まったく存在の意味のない役。気の毒。
「さらば愛しき女よ」
Farewell, My Lovely
1975年/アメリカ (監)ディック・リチャーズ
(演)ロバート・ミッチャム シャーロト・ランプリング ジャック・オハロラン ハリー・ディーン・スタントン シルベスター・スタローン
☆☆☆★★
チャンドラーの描く、40年代(戦時中なのね)のLAの雰囲気はよく演出されていて、私の知る限りでは、これだけムードがよく描けたハード・ボイルドものは他にはポランスキーの「チャイナタウン」位だ。特に原作にはなかったディマジオの連続安打記録を皆が夢中になっている描写が良かった。ただ私にとっては、原作を先に読んでいたのが災いして、どうしてもロバート・ミッチャム(好演)と、マーロウのイメージが結びつかず、私にとってマイナス点になってしまいました。私のマーロウはもうちょい若くてもっとハンサムなのよね~。ただ、S・ランプリングだけは、原作でイメージしてた以上に良い女だった!あの頃、本当にきれいだったんだな~とあらためて感激してしまいました。チンピラの役でスタローンが出てるのも見どころです。
「ニュールンベルグ裁判」
Judgement At Nuremberg
1961年/アメリカ (監)スタンリー・クレイマー
(演)スペンサー・トレイシー バート・ランカスター リチャード・ウイドマーク モンゴメリー・クリフト マキシミリアン・シェル マルレーネ・ディートリッヒ ジュディ・ガーランド ウィリアム・シャトナー
☆☆☆★★★
連合軍によるナチス・ドイツの戦犯裁判を描いた作品。バート・ランカスター演じる、第三帝国で司法大臣だった男の戦争責任を描く。アメリカ人によるニュールンベルグ裁判解釈の映画で、ドイツ人がわもすべてアメリカ人俳優による演技。ドイツ人は弁護士を演じるM・シェルとディートリッヒくらい。とは言え、かなり真摯にアメリカ側にかたよることなく良く描けた法廷劇だと思いました。当時はこれが限界だったろうとも思うし。とにかくオールスター・キャストでそのあたりの見ごたえはたっぷりです。特に軽い知的障害のために断種の手術をされた男を演じたモンゴメリー・クリフトは物凄く良かった。M・シェルとR・ウイドマークの過剰演技がちょっとうるさく感じたのが残念。
M・シェルとM・クリフト
DVDレンタルもして、新作ももっと見ないとな~。
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