いよいよ桜も満開に。今日、明日あたりはお花見客が凄いでしょうね。今日は、月1回の通院の日。通っている帝京大学病院の前に流れる石神井川沿いの桜も満開でした。
最近、携帯の写真の調子が悪くてきれいに撮れない!
今回は5本ご紹介。ひとつの記事にしたかった作品が多く、時間がとれなくて残念です。
「プレステージ」
The Prestige
2006年/アメリカ (監)クリストファー・ノーラン
(演)ヒュー・ジャックマン クリスチャン・ベイル マイケル・ケイン
スカーレット・ヨハンソン デビッド・ボウイ
☆☆☆★★
19世紀のロンドン。イリュージョンの天才マジシャン、ヒュー・ジャックマンとクリスチャン・ベールはライバルとしてしのぎを削りあっていた。ある舞台でのマジック中、H・ジャックマンが水槽からの脱出に失敗し、C・ベールの目の前で溺死したため、彼は殺人罪で逮捕され、死刑を宣告される。これはおおがかりなイリュージョンのトリックではないかと疑いはじめたC・ベールだったが・・。
原作はクリストファー・プリーストの「奇術士」。マジシャンの世界を描いた作品というのもそう多くないし、時代が19世紀という事もあって興味のつきない内容ではあるのですが、いまひとつしっくりこない作品でした。これはひとえにラストの落ちにある!ミステリー好きなら絶対に納得いかない内容ですよ。クリストファー・ノーラン監督と、C・ベール、マイケル・ケインの3人は次の「バットマン・ビギンズ」へトリオを続けますね!D・ボウイも出てます。
「隠し砦の三悪人 The Last Princess」
2008年/日本 (監)樋口真嗣
(演)松本潤 長沢まさみ 阿部寛 椎名桔平 宮川大輔 古田新太 國村準 高嶋政宏
☆☆☆
悪口書くしかない作品だとわかっていながら、どうしても気になってレンタルしてきてしまいました・・。まあ、はっきり言って最低レベルの作品ですが、黒澤のオリジナルと比べてしまうから、批難轟々になってしまうのであって、単純な娯楽作だと思えばそれほどめくじらをたてる必要もないのかもしれない。それでも、ところどころビミョーに出てくるオリジナルのエッセンスが耐えられない感じ。樋口監督は、大作を上手く処理するけれど、人間ドラマを描く事の出来ない監督なので、特技監督か、アニメの世界に戻ってもらいたい。「平成ガメラ」シリーズの特技監督の頃は尊敬していたのに・・。(涙)
で、あちこちで悪口書かれまくりなので、私は良かったと思ったところをあげてみます。まず、松本潤は思ったほど悪くなかった事。ただし、長沢まさみは最低だった。矛盾キャラ。オリジナルでは藤田進が演じた田所兵衛は完全な悪役になって椎名桔平がダースベイダーみたいに演じてますが、これはこれで悪くはない。バカらしいけどね。CGはおおげさだけど、セット撮影の部分は悪くない。これだけの撮影をこなすのはやはり大変な事だ。
と、多少でも好意的に見ようと努めていた私の心がパリッ・・と音をたてて壊れたのは、ラストで流れる「裏切り御免」というタイトルのワケのわからないラップ。どれほどセンスがなければ、こういうテーマ曲を挿入できるのだろう。エンドロールにオリジナル脚本の4人の名前がクレジットされますが、侮辱するために入れたとしか思えなかったよ。ま、わかってるのに見た私がいけないのです。
「キサラギ」
2007年/日本 (監)佐藤祐一
(演)小栗旬 ユースケ・サンタマリア 小出恵介 塚地武雄 香川照之 宍戸錠
☆☆☆★★
2月4日、火事で焼死した売れないアイドル・如月ミキの一周忌。家元の呼びかけによって、都内某所の一つの部屋にファンサイトで知り合ったオダ・ユージ、スネーク、安男、いちご娘の5人の男が集まった。愛するミキちゃんの追悼会が、「彼女は自殺じゃない、殺されたんだ」という一言から事態は急変してしまう。もしかして犯人がこの中に・・・。次々と明かされる意外な事実。果たして如月ミキの死の真相は!?
密室劇です。コメディ・タッチの「12人の怒れる男」みたいな感じ。脚本は上手いと思いました。公開時に評判が良かったので期待して見たのですが、私にはちょっと内容軽すぎかな~感がありました。それと、くどく感じる部分もあって、もう少しすっきり出来たのでは・・という気もしました。でも、最近の日本映画には珍しい、会話中心の作品なのが好印象だし、映像的に面白い部分もある。主演の5人は、香川照之(いちご娘)だけがすごくうまくて、あとはまあまあ。小栗旬(家元)の演技がまだまだだけど、彼がいないとこの作品はまったく華がなくなってしまうので重要キャストです。ラストのミキちゃんのビデオ、良かった。(笑)
「マッチ・ポイント」
Match Point
2005年/イギリス・アメリカ・ルクセンブルグ
(監)ウッディ・アレン (演)ジョナサン・リース・マイヤーズ スカーレット・ヨハンソン エミリー・モーティマー マシュー・グード ブライアン・コックス ユエン・ブレムナー
☆☆☆★★★
ロンドン。野心家の元プロテニス・プレイヤーのJ・R・マイヤーズは大金持ちの息子マシュー・グードと親しくなり、彼の妹と付き合うようになるが、彼らの別荘で出会ったマシューの婚約者スカーレット・ヨハンソンに強く惹かれてしまい、関係を持ってしまう。しかし憧れの上流階級への道を捨てきれない彼は、金持ちの妹との結婚を決めるが、スカーレットへの欲望は抑えられない。欲望と野望の狭間で、ついにとんでもない結末へと辿り着く・・。
久しぶりのW・アレン作品。かなり上出来の作品です。流石です。ストーリーの運びにも、
映像的にも、まったく乱れはありません。普通の監督じゃここまでの作品には出来ません。しかし、ラストが・・。「え!?」って感じ。人生の運について描きたかったのだろうけれど、何だか納得できない!この終わり方じゃないとダメだったの?ただのミステリーにはしたくなかったのだろうけれど。
そもそもこのテーマはW・アレン向きだろうかという気持ちもする作品でした。「プレステージ」でもでしたが、S・ヨハンソンはとても魅力的です。ジョナサン・リース・マイヤーズのハンサムぶりには惚れぼれしました。演技も上手いです。
「ナイト・ミュージアム」
Night At The Museum
2006年/アメリカ (監)ショーン・レヴィ
(演)ベン・スティーラー カーラ・グギーノ ディック・ヴァン・ダイク ロビン・ウィリアムス ミッキー・ルーニー オーウェン・ウィルソン
☆☆☆★
以前「妖怪大戦争」の記事の時にも書きましたが、またぞろこの作品をお子様向け退屈映画と批難しているレビュワーの多いのには驚かされました。だって、これも見事に子供向きの作品だもん。しかも子供が喜ぶ様に楽しくつくってあるよ、これ。私は、じゅうぶん楽しめました。
定職につけず、離婚した妻のもとにいる息子と過ごす時間をはく奪されそうになった、B・スティーラーは職安で博物館の夜警の仕事を紹介される。しかし、その博物館では、夜な夜な展示物達が動きまわっていた!恐竜の骨格標本は犬の様にはしゃぎまわり、イースター島の像はガムをねだる。サルの剥製にいたずらされたり、古代ローマや、西部開拓のジオラマの小さな人間達に攻撃をうけるB・スティーラー等々・・。けっこう楽しい。(笑) 私は、懐かしいD・ヴァン・ダイクが出てたのが嬉しくなりました。ちょとで良いので歌ったり、踊ったりしてほしかったな~。まだまだ元気そうでしたよ。
今年の夏には続編が公開になる様です。お子さんと夏休みに見に行くにはうってつけの作品ですよ。
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