ゴールデン・ウィークまっただなか!皆さんいかがお過ごしですか?気温もぐんぐん上がってきて初夏の雰囲気になってきましたね。4月は7本紹介させていただきます。
「ブルー・サンダー」
Blue Thunder
1983年/アメリカ (監)ジョン・バダム
(演)ロイ・シャイダー マルコム・マクダウェル ウォーレン・オーツ キャンディ・クラーク
☆☆☆★★
対テロリスト用として開発された高性能武装ヘリコプター“ブルーサンダー”をめぐって繰り広げられる軍の陰謀と、それに立ち向かうパイロットの戦いを描いたアクション映画。これは公開当時劇場に見に行きました。ドラマ部分はそれほど大した内容ではないのですが、ラスト、LA市内で繰り広げられるヘリ同士のバトルシーンは秀逸。もちろんCGなんて一切使ってないんですよ。監督は「サタデー・ナイト・フィーバー」のJ・バダム。彼はどんな作品でも一定のレベルに仕上げる、正真正銘の職人監督です。W・オーツの遺作。
「奥さまは魔女」
Bewitched
2005年/アメリカ (監)ノーラ・エフロン
(演)ニコール・キッドマン ウィル・フェレル マイケル・ケイン シャーリー・マクレーン
☆☆☆★★
日本でも大人気だったテレビシリーズを題材にした作品ですが、単純なリメイクではありませんでした。「奥さまは魔女」の新シリーズが製作されることになり、サマンサ役にスカウトされたN・キッドマンは実は本物の魔女だったという設定のラブコメです。久しぶりのノーラ・エフロン作品だったけど、これは失敗作だな~と思いました。まず、ウィル・フェレルがこの作品には向いてないのが致命的。彼はもっとナンセンスものじゃないと・・。トム・ハンクスが若ければうってつけだったろうな~。ただし、この作品を何とか楽しい作品に出来たのはひとえにN・キッドマンの魅力の賜物です。コメディエンヌとして最高です。ニコールがダメ男に目がなくて、ウィル・フェレルにぞっこんになってしまうっていう設定だけでも笑えます。鼻ピクピクも上手い!(笑)
「セレンディピティ」
Serendipity
2001年/アメリカ (監)ピーター・チェルソム
(演)ジョン・キューザック ケイト・ベッキンセール ジェレミー・ピヴェン ブリジト・モイナハン
☆☆☆★
ジョン・キューザックとケイト・ベッキンセールは、クリスマス商戦でにぎわうデパートで同じ手袋を手にした事から偶然に知り合う。互いに魅かれあうが、再び出会える運命を1枚の5ドル札と1冊の本(ガルシア・マルケスの「コレラの時代の愛」)に託す。運命が奇跡を呼ぶといった感じのロマンチックラブストーリーです。私が今まで見た限りでは、ジョン・キューザックの出ている作品は地味ながらはずれがないんですよ。でもこの作品はいまひとつピンとこない部分が多かったな~。カウンターの中に入ろうとするむきになって制止するデパートの男性店員(けっこう重要な役です。)がおかしい。
「アイ・スパイ」
I Spy
2002年/アメリカ (監)ベティ・トーマス
(演)エディ・マーフィー オーウェン・ウィルソン ファムケ・ヤンセン マルコム・マクダウェル
☆☆☆★
ロバート・カルプとビル・コスビー主演で60年代に人気を博したTVシリーズのリメイク。ダメスパイのC・オーウェンと無敗のプロ・ボクサー、E・マーフィーが、盗まれたハイテク戦闘機“スイッチ・ブレイド”の奪還ミッションに立ち向かう。やっぱりE・マーフィーはおかしい。コンビになるC・オーウェンもけっこうがんばってました。暇つぶしに見るにはうってつけのコメディ・アクションでした。暇つぶし以上でも以下でもない作品。(笑)
「人間の約束」
1986年/日本 (監)吉田喜重
(演)三國連太郎 河原崎長一郎 佐藤オリエ 村瀬幸子 若山富三郎 杉本哲太 佐藤浩市 武田久美子 田島令子 米倉斉加年
☆☆☆★★★
新興住宅地で寝たきりの老婆、村瀬幸子が死亡するという事件が起きる。自殺の形跡があったのだが、やがて彼女の夫の三國連太郎が「自分が殺した」と自首してきたが、彼には明らかに痴ほうの症状があった。他殺であると感じている刑事の若山富三郎は、家族から事情聴取を続けるが・・。
痴呆性老人問題に真正面から取り組んだ骨太の社会派人間ドラマ。映像も静かで美しく、人物の心理描写もリアリズム感あふれる、秀作だと思う。ただし、終始私が気になってしかたなかったのは、この作品のテーマと映画表現があっていないと感じた事でした。芸術的に表現するテーマじゃないな・・と。主題と方法が食い違っている・・というのが私の正直な感想です。役者陣はすべて好演。
「つみきのいえ」
La Maison En Petits Cubes
2008年/日本 (監)加藤久仁生
アニメーション
☆☆☆☆
第81回アカデミー賞 短編アニメーション賞受賞作品。「おくりびと」と併映されていたので、大画面で楽しむ事ができました。たった10分ちょっとの作品ですが、完成度は非常に高く、美しいアニメーションでした。町が水没しているので、「ウォーターワールド」っぽい環境破壊への警鐘の意味があるのかと思ってましたが違いました。これは記憶の海なのです。短い作品なので説明はここまでにしたいと思います。テレビで放映されたら是非ご覧になって見て下さいね。
さ~て、明日も仕事だ!(;´д`)トホホ…
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