Life In The Undergrowth

DVDショップの半額セールコーナーをブラウジングしていた時に発見した5巻組DVDセット。定価¥12,500ですが、もし定価で買ったとしても十分に納得し満足できる、いつもながらの素晴らしい映像世界でした。D・アッテンボローって凄い人だな~、BBCのドキュメンタリーってホント最高だな~。あんまりにも素晴らしく、ちょと採点は出来ません。この手のドキュメンタリーとしては満点で良いのではないでしょうか。
中身の構成は以下の通り。
1 侵略の群れ
4億年前の地球。陸上には植物以外の生命は存在していなかった。しかし生存競争が熾烈化していた海中から、昆虫類、甲殻類、クモ類、ムカデ類の節足動物達は、地上へと進出し始めた。その頃より姿を変えていない、古い生き物たちがこの巻では紹介されます。
サソリ、原始的なクモ、カブトガニ、ムカデ、ワラジムシ、ミミズ‥。この巻は虫類の嫌いな人は、ちょと見れないだろうと思います。はっきり言ってかなり気持ち悪いです。(笑)ただし、一生のうちに決して見ることの出来ない希少種、希少なシーンのオンパレードです。

2 ハネの進化
地球上ではじめて飛行能力を持った生き物は昆虫たち。飛行能力を持った虫たちによって繰り広げられる、繁殖のための過酷な戦い。そしてトンボの驚異的な飛行能力についての解説もあります。ラストにでてくる十七年ゼミのシーンは凄いですよ。
3 織りの達人
昆虫達だけにしか作れない驚異のファイバー、絹糸。クモを中心に、糸を自ら紡ぎ罠をしかけるさまざまな昆虫たちの紹介です。クモが糸を紡ぎ、巣をはるシーンはいつ見てもホントに凄いです。投げ縄みたいにふりまわしたり、魚網ネットみたいにして獲物を捕まえる
クモもいるんですよ。
4 共生の物語
昆虫たちと植物との密接な共生関係は、恐竜の知らない間に築かれ、恐竜亡き後、哺乳類の時代になっても続いている。この巻では、その他にもアブラムシと蟻や(毎年我が家のキンカンにもアブラムシ牧場が出来る!泣)蝶の幼虫と蟻など、昆虫同士の共生関係も紹介される。どうも、蟻はあれこれ利用されるみたいですね。
5 秩序の構築
これはもう、蟻、蜂、シロアリなどコロニーを形成して社会的生活を営む虫達の紹介で、私の最も好きなテーマ。(笑)まずこの巻から見ました。私、蟻が大好きなんですよ。(見るのは) ところで、蟻っていうのは、羽を退化させた蜂の姿なんですね。見てるとホントに過酷な世界を生きていて、虫達が小さくって本当に良かったね・・といつも思う。 ネズミ程度の大きさでもあろうものなら、哺乳類は絶対にかなわないし、人間も即絶滅させられそう。
虫の番組を見る度に思うのは、「地球は昆虫達の惑星」なんだな・・っていう事。アッテンボローも番組内で語っていましたが、脊椎動物が全て絶滅しても生態系は維持されるけど、
昆虫がいなくなったら完全に消滅してしまうそうです。
他の本では、太陽の消滅によって地球が燃え尽きる直前まで、昆虫たちは小さな触覚を震わせている事だろう・・なんて記述もありました。
さて、製作者のアッテンボロー氏は、もう80代!この作品を撮影したのは70代の半ば位の頃。何と今年、2008年に"Life In Cold Blood"という爬虫類の番組を制作した様です。あ~、早く見たい!NHKさん、早く放送お願いします!(笑)
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